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12,1月号2025.10.31発売

今こそ知りたい!千利休の『茶』と『美』

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Culture

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大河ドラマ『べらぼう』で注目。大奥はどこにあったのか? 江戸城大手門から本丸御殿跡を歩く

2025年の大河ドラマ『べらぼう』でも、大奥のシーンがたびたび登場します。従来、大奥をテーマにした映画やドラマ、コミックなどでは、将軍の寵愛をめぐる、どろどろとした愛憎劇が描かれてきました。一方で大奥は、最高権力者である御年寄(おとしより)以下、一説に2,000~3,000人の女性たちが整然と立ち働く、機能的な組織でもあります。ここまでは、和樂webをご愛読の皆様にはおなじみの話かもしれません。和樂webには、そんな大奥にまつわる記事が豊富にあります。ところで……。

江戸城大奥が実際にどこにあったのか、現在どうなっているのか、についてご存じでしょうか。「江戸城跡は現在、皇居なので、立ち入りできない」と思っている人も時々いますが、大奥があった本丸跡は、自由に見学できます。ただし、当時の本丸御殿は現存しておらず、予備知識なしで訪れても、大奥の場所を特定することは難しいでしょう。そこで本記事では、現在の本丸跡において、かつての大奥の位置をおよそ把握するためのちょっとしたポイントと、江戸城の正門というべき大手門から歩いて本丸に至るまでの、かつての厳重な守りなどについても紹介します。当時の江戸城のリアルを、ぜひ記事上で疑似体験してみてください。
辻 明人

6歳で出家も、最期は非業…もう一人の『逃げ上手の若君』護良親王・波乱の生涯

松井優征原作『逃げ上手の若君』で描かれている足利尊氏(あしかが たかうじ)は、見る者全員を一瞬で虜にする魔力じみた魅了の力を持っている。しかしそんな中でも魅了の力に抵抗する者も描かれてきた。

その中の1人が、後醍醐(ごだいご)天皇の皇子の1人であり、倒幕の中心人物だった護良(もりよし/もりなが)親王だ。

作品の中では足利尊氏に翻弄されつつも強い意志で己を貫き、父の理想を実現しようと立ち回っていたが、実際のところはどうだっただろうか。
三浦胤義 bot

片岡千之助の連載 Que sais-je「自分が何も知らない」ということを知る旅へ!#006 音楽

“Que sais-je(クセジュ)?”とは、フランス語で「私は何を知っているのか」。自分に問いかけるニュアンスのフレーズです。人生とは、自分が何も知らないということを知る旅ではないでしょうか。僕はこのエッセイで、日々のインプットを文字に残し、皆さんと共有します。 今回の「旅」は…音楽。僕の中で生き続けるスーパースター、X JAPANのhideさんです。
連載 片岡千之助

鬱憤は“屁”で吹き飛ばせ! 狂歌師・大田南畝の「めでたし」人物像

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に登場した大田南畝(おおた なんぽ)が話題です。狂歌師・批評家・戯作者など多彩な顔を持ち、おそらく『べらぼう』の時代の文士では最も著名でしょう。また、「めでたい」というコンセプトで多岐にわたる作品を世に出し、江戸を「笑い」で包もうとした人物でもあります。ここでは南畝の狂歌は何を詠んでいたのか、全国にあるゆかりの史跡などから、彼の人物像に迫ります。
小林明

頭だけになっても主人を守る。踊り、戦い、詣る、昔話の「猫」の世界

猫は、不思議な生きものだ。人に飼いならされているようで、飼い主をこき使っているようにも見える。だいたい、動物でありながら人間の世界に入りこんでなお主体性を見失うことなく暮らしているというのも不思議だ。

化けたり祟ったり……猫にまつわる昔話といえば妖怪の類が有名だけれど、今回紹介するのは人間のすぐ隣で暮らす〈家猫〉たちの物語。飼い主も知らない飼い猫の知られざる姿を紹介しよう。
馬場紀衣

行かない理由がない! “相撲の殿様”が創設した「相撲博物館」の驚くべき全貌

今年は、一月には豊昇龍が、さらに五月には大の里が、横綱に昇進!東西の番付に横綱が並ぶのは令和3年の秋場所以来、ふたりの横綱の誕生でますます盛り上がりをみせる大相撲。若い力士の台頭もあって相撲ファンもやや若返り傾向、さらに伝統文化とスポーツの融合であり日本を代表する格闘技として、ここ数年は海外から訪れるゲストが増えています。そんな相撲の聖地として両国の国技館は知っていても、そこになんともニッチな博物館「相撲博物館」があることはご存じでしょうか。大相撲をテーマに展示を繰り広げて70余年、唯一無二な博物館の正体に迫ります。
森 有貴子

目に見えない“祈り”の力とは——彬子女王殿下のエッセイ『日本美のこころ イノリノカタチ』発売

彬子女王殿下のエッセイをまとめた『日本美のこころ イノリノカタチ』が発売されました。雑誌『和樂』の連載「美と技が織りなす詩」「イノリノカタチ」に加え、伝統芸能への思い、尊敬する祖父母との思い出を綴った『和樂web』の連載を新たに収録。珠玉の29篇で織りなす『イノリノカタチ』をご紹介します。
和樂web編集部

徳川家康を助けて大奥へ!? 忍者の末裔「伊賀者」の正体とは

江戸城の大奥。そこは、将軍以外は立ち入ることのできない女の園……ではありますが、実は出入口近くの一部エリアには男性の役人たちも勤めていました。

警備を担当する役職には、戦国時代に徳川家康のピンチを助けたという「伊賀者(いがもの)」の名が。伊賀者とは漫画『忍者ハットリくん』でもおなじみの、伊賀国(いがのくに、現在の三重県西部)出身の忍者のことです。
大奥の岩内

The timeless beauty of blades passed down through the Imperial Family — What made the Tachi So beloved by the Heian Nobility? Sawada Toko ‘Biso no Nippon: The history of dressing up’

Dressing up and adorning oneself with sparkling jewellery. There lies the human desire to be beautiful and to add colour to one's life. In our series 'Biso (美装) no Nippon: The History of dressing up', writer Sawada Toko traces the history of various ornaments and jewellery, and explores the mysteries behind the act of dressing up.
連載 Sawada Toko

“男女の欲望”は控えめに? 江戸時代の医学書『老人必用養草』に学ぶシニアライフ

長寿国、日本。しかし、それは今のはなしだ。江戸時代の平均寿命は40歳ほどで、今とくらべるとかなり短命だった。とはいえ徳川家康は73歳くらいまで生きたというし、杉田玄白は享年85歳、葛飾北斎にいたっては90歳まで生きている。となると気になるのが、江戸時代のシニアたちの暮らしぶりだ。
馬場紀衣

Meiji Japan, through photographs from 120 years ago: Scenery of Tokyo, Kyoto, and Osaka [Daredemo Museum Series]

安藤整

「テッペンカケタカ」平安の風流人が待ち望んだ初夏の風物詩・ほととぎす。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十四回は「時鳥(ほととぎす)」。『万葉集』『古今集(こきんしゅう)』の、夏の歌の大多数を占めていた時鳥。一方で時鳥の名は、宮中に参内した高官が風流を解するか否かをはかるため、宮中のベテラン女房が問いに用いていたのだとか。
和樂web編集部

豊臣秀吉の「黄金の茶室」実際に入ったらどうなる!? 名護屋城博物館の復元茶室に潜入!

秀吉の「黄金の茶室」というと、京都の宮中で組み立て天皇に抹茶をふるまった、というイメージしか筆者はなかった。しかしなんと「朝鮮出兵」の際に名護屋城(佐賀県)にも秀吉は黄金の茶室を運んだという。佐賀県立名護屋城博物館では、黄金の茶室が復元され、中に入って抹茶を飲むこともできる! さっそく行ってみた。
給湯流茶道

How actor portraits, ‘yakusha-e,’ could make or break a Kabuki actor’s career

黒田直美

What is Wabi-sabi? A quick guide to understanding the unique Japanese aesthetic

先入観に支配された女、サッチー

馬場あき子先生、和歌と短歌の違いって何ですか?

和歌(わか)と短歌(たんか)って、どう違うの? そんな疑問に、歌人・馬場あき子さんがズバリ答えてくれました! 実は、『万葉集』と『古今和歌集』の間に、大きな分岐点があったのです。
和樂web編集部

新橋芸者衆にとって憧れの舞台「東をどり」。第百回を未来への架け橋に【尾上菊之丞インタビュー】

「東をどり(あずまおどり)」が、今年5月で100回目の開催を迎えます。東京を代表する花街(かがい)のひとつ、新橋の芸者衆による舞踊公演です。

新橋芸者の皆さんは、日々、一見(いちげん)さんお断りの料亭でお客さんをもてなし、歌に踊りといった芸を披露しています。「誰もが気軽に」がもてはやされる時代に、限られた人にだけに扉を開いてきたお座敷文化。そこで磨かれた「芸」と「綺麗」を、「東をどり」で観ることができるのです。

新橋芸者衆の踊りの“師匠”のひとり、日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞(おのえ・きくのじょう)さんに、「東をどり」の見どころをインタビュー。振付を手掛ける「お好み」に込める思い、新橋芸者衆への敬意、そして花柳界に身をおく者としての矜持と、だからこその歯がゆさとは。
塚田史香

代々の歴史を紐解き、革新の道を進む。大名跡襲名の尾上菊五郎、音羽屋の“八代目さん”へ〈後編〉

2025年5月、尾上菊之助さんが八代目尾上菊五郎(おのえきくごろう)を、尾上丑之助(うしのすけ)さんが六代目尾上菊之助を襲名しました。

「菊五郎」は、歌舞伎の世界で300年以上受け継がれてきた、とても重要な名跡。八代目誕生という歌舞伎の歴史に残るビッグイベントにあわせて、八代目菊五郎さんのインタビューを前後編にわたりお届けします。

後編となる今回は、八代目として目指すこと、世襲制への思いについてお話を伺います。
塚田史香

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