秋めいてきたところで、和装で「イヴ・サンローラン展」へ(すでに3回目)。今日も大好物の「藍/ネイビー」をまとっています。
主役は「祇園ない藤」で誂えたはきものです。色は「鉄紺」。鉄色がかった鈍めの青。鼻緒はほのかにグレー味を帯びた光沢のある白。前坪はエンジに転んだ赤。今日初めておろしましたが、吸い付くような履き心地が絶品です。
はきものに合わせて、着物は裏地が「鉄紺」の紬をセレクト。これは知人からいただいた着物を仕立て直したもの。あわせる足袋は鼻緒を際立たせる「藍」色で。
鼻緒にあわせて、西陣織の帯も、時計のストラップも「白」をセレクト。展覧会鑑賞のあとは、もちろん今日も飲んだくれる予定。「和装で飲む」という習慣を「鉄の意志」で貫きます。