日本の技術と融合した素材も。「ロロ・ピアーナ」の始まりと今
上質な織物の生産に欠かせない澄んだきれいな水が流れる、イタリア ピエモンテ州のセージア川。「ロロ・ピアーナ」の歴史は、1924年、ピエトロ・ロロ・ピアーナが、この川の渓谷ヴァルセージアに毛織物工場を設立したことから始まります。
以来、世界最高の繊維の発見と、卓越した職人技を追及してきた「ロロ・ピアーナ」。緻密に作られたエフォートレスでリラックス感のあるウェアには、「ロロ・ピアーナ」の職人技と日本の備後地域(岡山県と広島県)のデニム技術が融合した素材を使用したアイテムも生まれました。そんな「ロロ・ピアーナ」の製品は、繊維の生産から一環して自社工場でつくられています。
手ざわりまで美しい、一冊の芸術作品『Master of Fibres』
『Master of Fibres』を記したのは、歴史家であり、ジャーナリストでもあるニコラス・フォルケス。ロロ・ピアーナ・ファミリーへのインタビューを通して、これまでの歴史を収集し、壮大な物語を織りなしています。それはまるで、100年の旅に出ているかのよう。
インタビュー、イラスト、アーカイブ ドキュメンタリーを通じ、毛織物商からはじまった「ロロ・ピアーナ」が、究極の品質とエレガントなシルエットを誇る、世界で最も貴重な繊維を取り扱うラグジュアリーメゾンへと成長した歴史が、196ページにわたって描かれています。
物語はもちろん、注目すべきは製本の芸術性。伝統的な技法で手製本された本書の紙にはアート品質のものを使用し、色見本が手仕事で付けられています。表紙はセルジオ・ロロ・ピアーナお気に入りのファブリックのひとつである、コットンとリネンで作られたロロ・ピアーナ・テラ・セルジオの生地で覆われ、カラープレートも手仕上げ。豪華なクラムシェルケースに収められた本書は、手ざわりからもメゾンのサヴォアフェールを感じることができます。
『Master of Fibres』購入と問い合わせ
『Master of Fibres』 は、ロロ・ピアーナ銀座店とアスリーヌ直営店、およびAssouline.comで購入できます。
Assouline.com/
問い合わせ
ロロ・ピアーナ ジャパン
loropiana.com/
03-5579-5182
ニコラス・フォルケスについて
アスリーヌについて
知識やカルチャー、旅への情熱に導かれた夫妻はその後、5つのメインコレクションに加え、スペシャルエディション、ホームフレグランス、独自のライブラリー・アクセサリーなど、刺激的なクリエイションのグランド・オブジェを取り揃え、2000タイトル近くにまでそのビジョンを広げてきました。またこの30年間で、世界各地の著名な場所にインターナショナルなブティックのネットワークを確立。創業者の息子アレクサンドルを含むクリエイティブな才能に恵まれた優れたチームとともに、ブランドは真のラグジュアリーの概念を新たに構築し続けています。
アスリーヌのコラボレーターには、世界で最も名高いブランド、アーティスト、写真家、作家、デザイナーなどが名を連ねています。アスリーヌ社は、比類なきシグネチャースタイルとエレガントな職人技を表現し、現代パブリッシングをグローバルに再定義しています。