創業100周年を迎えたラグジュアリーメゾン「ロロ・ピアーナ」が、6世代にわたって受け継がれる職人技や情熱、歴史を綴った書籍『Master of Fibres』を発売しました。品質にこだわり抜き、タイムレスなエレガンスを提案し続ける「ロロ・ピアーナ」100年の物語が詰まった一冊をご紹介します。
日本の技術と融合した素材も。「ロロ・ピアーナ」の始まりと今
上質な織物の生産に欠かせない澄んだきれいな水が流れる、イタリア ピエモンテ州のセージア川。「ロロ・ピアーナ」の歴史は、1924年、ピエトロ・ロロ・ピアーナが、この川の渓谷ヴァルセージアに毛織物工場を設立したことから始まります。
以来、世界最高の繊維の発見と、卓越した職人技を追及してきた「ロロ・ピアーナ」。緻密に作られたエフォートレスでリラックス感のあるウェアには、「ロロ・ピアーナ」の職人技と日本の備後地域(岡山県と広島県)のデニム技術が融合した素材を使用したアイテムも生まれました。そんな「ロロ・ピアーナ」の製品は、繊維の生産から一環して自社工場でつくられています。
手ざわりまで美しい、一冊の芸術作品『Master of Fibres』
『Master of Fibres』を記したのは、歴史家であり、ジャーナリストでもあるニコラス・フォルケス。ロロ・ピアーナ・ファミリーへのインタビューを通して、これまでの歴史を収集し、壮大な物語を織りなしています。それはまるで、100年の旅に出ているかのよう。
インタビュー、イラスト、アーカイブ ドキュメンタリーを通じ、毛織物商からはじまった「ロロ・ピアーナ」が、究極の品質とエレガントなシルエットを誇る、世界で最も貴重な繊維を取り扱うラグジュアリーメゾンへと成長した歴史が、196ページにわたって描かれています。
物語はもちろん、注目すべきは製本の芸術性。伝統的な技法で手製本された本書の紙にはアート品質のものを使用し、色見本が手仕事で付けられています。表紙はセルジオ・ロロ・ピアーナお気に入りのファブリックのひとつである、コットンとリネンで作られたロロ・ピアーナ・テラ・セルジオの生地で覆われ、カラープレートも手仕上げ。豪華なクラムシェルケースに収められた本書は、手ざわりからもメゾンのサヴォアフェールを感じることができます。
『Master of Fibres』購入と問い合わせ
『Master of Fibres』 は、ロロ・ピアーナ銀座店とアスリーヌ直営店、およびAssouline.comで購入できます。
Assouline.com/
問い合わせ
ロロ・ピアーナ ジャパン
loropiana.com/
03-5579-5182
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