この言葉の後に、「そして戦のときでも先駆けるのだ」と続きます。
下の3人の武将の中から選んで下さい。
1. 豊臣秀吉
2. 織田信長
3. 徳川家康
さて答えは……
ジャジャン! 1番です!
あーやっぱり! それとも意外な人物でしたか?
身分が低かったにもかかわらず、努力と才覚で出生した秀吉。自分自身を、この言葉で鼓舞していたのかもしれませんね。
人心掌握に長けた秀吉の名言
秀吉は、このような言葉も残しています。
「財産を貯めこむのは、良い人材を牢に押し込むようなものだ」。
なるほど~金は天下の回り物ということですね。人たらしとも言われていたそうで、人の心をつかんで天下を取った秀吉らしい考え方。きっと金品も惜しまなかったのでしょう。
秀吉に関するこちらの記事もお読み下さい!
13カ月で誕生?大出世した男はスケールが違う!豊臣秀吉のぶっ飛び出生伝説
信長が最期に残した名言
怒濤(どとう)のような人生を駆け抜けて、あえなく散った信長。本能寺の変で亡くなる前に、残した言葉があります。
是非に及ばず
信頼していた明智光秀が謀反を起こしたと知った時に、慌てることなく、こう言ったそうです。誰よりも能力を買っていた光秀だから、「仕方がない」と受け入れることができたのでしょうか?
数々の残虐な行為もしていた信長ですが、この時は、身近にいた女たちをすぐに逃がしました。本能寺から逃げ延びた女たちの口述で「信長公記」に記録され、後生に伝えられているのです。
信長に関するこちらの記事も!
織田信長は元祖スイーツ男子だった?大魔王の意外な甘味ラブラブエピソード集
苦労の末に天下統一を成し遂げた家康の名言
幼い頃から人質生活が長く、苦労して育った家康は、このような言葉を残しています。
「勝つことばかり知りて負けることを知らざれば、その害身に至る」。
失敗を恐れずに、その経験を生かすことの利点をあげています。元々は激情型の性格だったと言われていますが、忍耐を強いられたり失敗も経験して、冷静な分析力を身につけたのでしょう。含蓄のある深い言葉ですね。
家康に関するこちらの記事もどうぞ!
徳川家康、忠臣との別れに涙。関ケ原の前哨戦、伏見城のドラマ!
楽しい動物戦国武将占いも、是非お試しください。秀吉、信長、家康も登場してますよ!
動物戦国武将占い!あなたはどの武将?早見表で診断!
アイキャッチ:メトロポリタン美術館
参考文献:『常山紀談』『信長公記』『名将言行録』『東照公御遺訓』