秋の味覚と言えば、「松茸」を思い浮かべる人も多いと思います!
さて、クイズの答えは……。
「控えめ」 です。
花言葉があるなんて、ちょっと意外ですね! 群れで育たずに、ぽつんと生えているからだそうです。奥ゆかしいですね。
松茸は古くから日本人に愛されてきた?
さて、日本人はいつから松茸を食べていたのでしょうか。古くは弥生時代から食べられていたのでは? という説があるそうです。万葉集には松茸を詠んだ歌が見られるので、奈良時代には間違いなく食べていたのでしょう。平安時代の貴族は、松茸狩りを季節の行事として楽しんだそうで、戦国武将の豊臣秀吉も好んでいたと伝えられています。江戸時代に入ると庶民も松茸狩りを楽しみ、料理本にはレシピも数多く紹介されていました。現代のような高級品ではなくて、もっと気軽な食べ物だったのでしょう。
現代では、松茸は人工栽培できないことや、菌が生息できるアカマツ林が減少していることから、昔にくらべて希少価値が高まっています。ところで、松茸を好まない国も多いんだそうです。その理由は、あの独特の香りを臭いと感じるから。なんと「革靴の臭い」と言うそうです。不思議ですね!
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参考書籍:『精選版 日本国語大辞典』小学館
アイキャッチ画像:『摂津名所図絵』 国立国会図書館デジタルより