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12,1月号2025.10.31発売

今こそ知りたい!千利休の『茶』と『美』

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アート・工芸

全233件、1-18件を表示中

未解読の古代文字「葦手」とは? メディアアートのレジェンドと徳川美術館の謎解き対談

未だ解明できない部分が多い、日本の古代文字「葦手(あしで)」。謎めいた葦手に、"異なる界隈"から興味をもつ人があらわれた。1980年代、日本で最初にマッキントッシュのコンピューターを使いこなした人ともいわれる、コンピューターグラフィック、メディアアートのレジェンド藤幡正樹さんだ。そんな彼と徳川美術館学芸部・学芸部長代理・吉川美穂さんに、葦手について対談をしてもらった。
給湯流茶道

妖しさと怪しさをまとう漆の肉体。伝統工芸から広がるアートの世界|青木千絵「闇へ研ぐ」【岐阜現代美術館大地館】

小川 敦生

縄文土器のかけらと“会話”ができる? 陶片を合体する「呼継ぎ」が面白い。阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.29

呼継ぎ(よびつぎ)という言葉をご存じだろうか? まったく異なる陶磁器の破片と破片をつなぎ合わせ新しい器をつくる、日本文化のひとつだ。前回に続き、金継ぎマスター・ナカムラクニオさんが登場。呼継ぎの魅力を教えてもらった。取材は2025年8月上旬。
連載 阿部顕嵐

水墨画で鶏を描く| 若冲から感じる“気韻生動”の美

油絵のように絵の具を重ねて線を消すことはできない──。 水墨画では、筆を走らせた一瞬が、そのまま作品に刻まれます。 このシリーズでは、水墨画家・鮫島圭代の手元を写した、ライブ・パフォーマンスさながらの映像をお届けします。 迷いのない素早い筆運び、墨と水が織り成す滲みや掠れ。 そのとき限りの意図と自然から生まれる “墨の表情”を、ぜひご覧ください。
鮫島圭代

金継ぎはガンプラと似ている? 金継ぎの世界的マスターを訪ねてみた。阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.28

金継ぎに興味があるという阿部さんのリクエストに応え、今回は金継ぎのプロフェッショナルに会いに行った。世界中で金継ぎワークショップを開催するナカムラクニオさん。近年は能登にも拠点の一つをつくり、地元の漆職人の技術継承などにも力をいれているそう。取材は2025年8月上旬。

連載 阿部顕嵐

『鳥獣戯画』に浮世絵、ハリガトネ~! 人気急上昇中お笑い芸人“シャンソン姉さん”のイラストがキュート♡

美声のシャンソンに聞きほれていると、突然漫談が始まって、盛り上がってきたところで突然またシャンソン! まったく意味が分からない、けれど、一度観て聴いて、その中毒性にやられる人続出。

芸歴2年目・サンミュージック所属のお笑い芸人、シャンソン姉さん(愛称・シャン姉)。メイクやファッションも個性的で、まさに唯一無二といった感じ。我が家のネコさんも間違いなくシャン姉ファンで、K-MIX(静岡FM局)のラジオ番組『シャンソン姉さんのハナタにハリガトネ~』が始まると、直前まで寝ていても飛んできます!

シャンソン、つまりフランスの歌を歌っているのだから、フランス文化好きで、グッズやサイトもフランス風なのかと思いきや……あれ? これは浮世絵? 鳥獣戯画? 花札……? ううむ、本格的に意味不明……。

あまりにも気になって気になって、その真相を突き止めるべく、根掘り葉掘りお話をうかがってみました!
あきみず

私たちは「これから」をどう生きるべきか。90歳の陶芸家・伊藤慶二の「祈」とは

土を捏ねて、成形し、焼く、そのシンプルな行為を経て生まれるやきものは、長い間、人々の暮らしを支えてきた。その一方で、陶芸家が造り出すやきものは、作家が土という変幻自在な素材と向き合い、炎によって昇華させ、唯一無二の造形物を生み出している。同じ「土」でありながら、「生活」と「芸術」という二つの領域を行き来するのも、陶芸の魅力の一つなのかもしれない。
黒田直美

和樂創刊24周年記念 3大プレゼントをご用意しました!

『和樂(わらく)』本誌創刊24周年を記念し、読者の方へ感謝を込めたスペシャルなプレゼントです。ぜひご応募ください!
PR 和樂web編集部

刀工で政治家で蘭を愛した、近現代日本刀の恩人・栗原彦三郎昭秀。その魂の奔走をたどる

くだらない、と笑われるだろうか。物に心などなく、魂など宿らぬと、鼻であしらわれるだろうか。
しかし、あの瞬間は紛れもなく「真実」だったのだ。

その刀を抜き放った瞬間、目も眩むばかりの光に包まれた気がした。握った手から春の柔らかさが全身に広がっていく――。
それが、刀工・栗原彦三郎昭秀(くりはら ひこさぶろう あきひで)との鮮烈な出会いだった。
あきみず

水墨画から「気を味わう」とは?魅力を知る鑑賞のヒントを紹介!

《水墨画》は、墨と水のみを用いて森羅万象を描き出す、東アジアが誇る伝統芸術です。とはいえ、「水墨画は白黒で地味だし、なんだか小難しそうで、面白さがイマイチわからない」という方も多いと思います。このコラムでは、その魅力をわかりやすく、親しみやすくお伝えします。
鮫島圭代

春画は知のエンタメだった!東京・歌舞伎町春画展主催者が語る、江戸時代の知性とユーモア

あなたは、春画を古臭いエロ本だと思っていないだろうか? 実態は全然違う! じつは春画、江戸時代にはどんどん凝っていき、平安時代の和歌や、儒教をパロディー化したポエムが添えられるなど、知的なメディアに成長した。春画は男性のみならず、女性も楽しめるものだったという。

そんな春画の世界的なコレクターで、イギリス大英博物館の展覧会もサポートした浦上満(うらがみ みつる)さん。そして2025年夏なんと! ホストクラブなどを経営するSmappa!Group代表の手塚マキ(てづか まき)さんが、風俗店もたちならぶ歌舞伎町で浦上さんの春画コレクションの展示を企画している。さらに展覧会の会場構成を担当するのは、現代美術アーティスト、Chim↑Pom from Smappa!Groupの林靖高(はやし やすたか)さん。

こんな熱いコラボ企画はめったに生まれない! さっそく3人に、春画の知られざるパワーについて話をしてもらった。
給湯流茶道

夢二、五葉だけじゃない!自由奔放な“大正パブリッシング”の世界【SOMPO美術館】

自由奔放で、美しく、モダン。そんな"大正の出版文化"を体感できる展覧会が、東京・新宿のSOMPO美術館で開催中です。

夏目漱石の『吾輩ハ猫デアル』が紙媒体に初めて載ったのは、雑誌『ホトトギス』1905年1月号。同年10月には、単行本として刊行されました。続く時代を牽引したのは、自由主義や民主主義の風潮をもたらした大正デモクラシー。近代化・西洋化が進む中で、教員や看護師になるなど女性の社会進出が著しかったのもこの時代です。街を歩く洋装と和装のモダンガール。西洋音楽が親しまれ、パリなど欧州からもたらされたアール・ヌーヴォーやアール・デコなどのデザインが人々を喜ばせる中で、文学の世界では漱石などの才能が大きく花開いたのです。書籍は文化として大いに栄え、美しく凝った装幀の書籍やオシャレな挿絵が人々の暮らしを豊かにします。

東京・新宿のSOMPO美術館で開かれている企画展『大正イマジュリィの世界 デザインとイラストレーションの青春 1900s-1930s』を訪れたつあおとまいこの二人は、目を輝かせながら、当時生まれた出版物の数々を観察し始めました。
浮世離れマスターズ つあお&まいこ

水墨画鑑賞、はじめの一歩。“線”を味わうとは、どういうこと?

《水墨画》は、墨と水のみを用いて森羅万象を描き出す、東アジアが誇る伝統芸術です。とはいえ、「水墨画は白黒で地味だし、なんだか小難しそうで、面白さがイマイチわからない」という方も多いと思います。このコラムでは、その魅力をわかりやすく、親しみやすくお伝えします。
鮫島圭代

世界が憧れた日本の“KATAGAMI”。ウィリアム・モリスも魅せられた伊勢型紙の美

三重県鈴鹿市といえば「F1日本グランプリ」が開催される鈴鹿サーキットのある場所として知られているが、伊勢形紙と呼ばれる日本を代表する伝統工芸品が生まれ育った所でもある。
里山企画菜の花舎

香川「こんぴらさん」のアート的魅力!桜の蒔絵に注目して

『和樂8/9月号』で特集している、香川県の金刀比羅宮。惜しくも誌面では十分にご紹介できなかった、御本宮の美しい桜の蒔絵について、詳しく解説します。
和樂web編集部

日本×フランスの「折り畳める和包丁」誕生! 奇跡の老舗ブランドマリアージュ

フランスでは「ナイフ愛好家」という、ひとつのジャンルが存在するほど、刃物にこだわりを持つ人が少なくありません。実用性と見た目の美しさを兼ね備えたナイフは、単なる道具にとどまらず、コレクターを魅了する存在です。
ウエマツチヱ

木の“死んだ部分”から、侘び寂びを表現…盆栽の奥深さを巨匠・小林國雄さんに聞いてみた。阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.25

バラエティー番組やドラマなど、大活躍の阿部顕嵐(あべ あらん)さん。最近は盆栽を始めてみたいとうずうずしているそう。そんな阿部さんの熱烈オファーで、盆栽界の巨匠・小林國雄(こばやし くにお)さんとの対談が実現した。取材は2025年6月上旬に行った。
連載 阿部顕嵐

超絶美少年がなぜ鬼に?足の刺身も食らう「酒呑童子絵巻」まるで“平安RPG”【日本画家・木村了子のイケメン考察 】vol.7

平安時代、都の姫君や財宝をさらい人々を震え上がらせた悪鬼・酒呑童子(しゅてんどうじ)。その鬼退治譚は数々の絵巻、能など多くの芸術の題材となり、時を超えて人々の想像力をかき立ててきました。今回は、この酒呑童子をイケメン考察します!
連載 木村 了子

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