Art

全56件、1-18件を表示中

傷ついた心もつなぐ。フランスで独自の進化を遂げた「Kintsugi(金継ぎ)」

「Kintsugi」という文字をパリの町中でも見かけるようになったここ数年。フランスのギフトショップでは、金継ぎキットという、自宅で体験ができる商品が売られています。フランスでも金継ぎを専門に行なう人がいるのかしら? と興味を持ち始めていました。

ある日、娘が大事にしていたお茶碗が割れてしまい、悲しんでいたところ、友人からフランスで金継ぎができないか、という相談を受けました。友人は割れてしまったケーキスタンドを直したいそうなので、一緒に金継ぎ工房を探すことにしました。
ウエマツチヱ

手芸を芸術に昇華! アプリケ作家・宮脇綾子。制作に生きた90年の人生を追う

2025年は昭和のある時代に大ブームを巻き起こしたアプリケのアーティスト・宮脇綾子(みやわき・あやこ)さんの生誕120年にあたり、1月には東京で展覧会が開催されます。綾子さんは、魚や野菜、植物など家庭のなかにあるものをモチーフにしながら、卓越したセンスとデザイン力、表現方法で、アプリケを手芸という枠を超えた芸術に昇華させました。今、あらためて、私たちが宮脇綾子さんという人物に触れるとき、作品のもつ強さに驚かされるとともに、彼女がどれほど日常の暮らしを愛おしく感じ、そこに美を見出していたかに気づくはずです。
和樂web編集部

春画で珍しい「女性上位」図! 中年女性の幽霊が「致したいの」と出る姿が可愛い/細見美術館「美しい春画」レポ後編【日本画家・木村了子のイケメン考察 】vol.5

世界で人気の「イケメン日本画家」木村了子さん。たくさんの展覧会に呼ばれ、2024年11月から台湾の展覧会にも出品する木村さんが、春画が集まる展覧会・後期展示を見に二度目の弾丸京都出張! 今回も熱いレポートを届けてくれました。

尚、画像は一部加工しております。作品の全体像を見るためにも、ぜひ現地に足をお運びください。
連載 木村 了子

絢爛豪華な寺宝が東京へ! 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」いち早くご紹介!

平安時代前期の貞観18(876)年に開創された大覚寺。令和8(2026)年に開創1150年を迎えるのに先立ち、来年1月、優れた寺宝の数々を一挙に紹介する、開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」が東京で開催されます。
和樂web編集部

ジャポニスムの影響はどこまで広がっていた?デンマークの近代絵画に与えた多大な影響

マリーヌ・ワグナー

What’s the reason for the popularity of the ‘Beauty looking back’? The works of Hishikawa Moronobu and the history of ‘bijinga’ portraits

和樂web編集部

「肉の筆」に溺れそう!狩野派、歌麿、北斎、一点物の春画がすごい/細見美術館「美しい春画」展レポ前編【日本画家・木村了子のイケメン考察 】vol.4

イケメン日本画を描き、世界中で大人気の木村了子さん。たくさんの展覧会に呼ばれ多忙な中、アトリエにある素敵なアンティーク椅子でまさかの足の指を怪我。しかし指に包帯を巻き、木村さんが京都に弾丸取材してくださいました。それほどにすごい春画が集まる展覧会レポートです!

尚、画像は一部加工しております。作品の全体像を見るためにも、ぜひ現地に足をお運びください。
連載 木村 了子

男性のヌード作品、“体毛”はどこまで描く?【日本画家・木村了子のイケメン考察 】vol.3

日本画のなかでイケメンを描く木村了子さん。タイやメキシコ…世界にもファンがいる人気者で、秋も展覧会で大忙し。そんななか考察していただいた、今回のテーマは「脇毛」です。
連載 木村 了子

画聖・雪舟は人間臭さ満載のヘンな絵描き? 生涯と作品を紹介

雪舟というと〝画聖〟と称され、「室町時代の凄く立派な画家」というイメージがあります。ですがそれは雪舟の一面でしかありません。実は「人間臭さ満載のヘンな絵描き」であった雪舟の80年を超える生涯を3000字で紹介します!
和樂web編集部

【募集終了】「LOEWEと行く、写真美術鑑賞と美食の旅」5組10名様をご招待!

※こちらの募集は終了しました※ 『和樂』と『和樂web』の読者およびユーザーの皆さま限定の会員組織「茶炉音(サロン)・ド・和樂」。日頃のご愛顧に感謝して、LOEWE主催のスペシャルなイベントにご招待いたします。ぜひ奮ってご応募ください。
和樂web編集部

日本美術は味や香りも楽しめる!? 三井記念美術館「五感であじわう日本の美術」

「五感であじわう日本の美術」と題された企画展が東京の三井記念美術館で開かれています。それを知って、「美術品は、目で愛でるだけではなく、味や香りも楽しめるのか!」と大きな興味を持ったつあおとまいこの二人は早速会場で鑑賞を始めました。載せた食べ物の美味しさを倍加させるような美しい食器、冷房がない時代に涼を取るのに素晴らしい効果を発揮したであろう滝の掛け軸、秋に吹く強い風を感じさせる襖絵などが並ぶ中で感じたのは、「日本美術には視覚以外の感覚を開いてくれる作品の何と多いことか!」ということでした。二人は心地よさを全身に感じながら、会場を巡り歩きます。
浮世離れマスターズ つあお&まいこ

全方向から賛否両論! 女性画家が描く“男体盛り”【日本画家・木村了子のイケメン考察 】vol.2

現代のイケメンを、日本画の手法で描く木村了子さん。世界中のイケメン好きから注文が殺到している人気作家だ。この夏はたくさんの展覧会に引っ張りだこで多忙の木村さん。激務の合間をぬって、熱い思いを書いた連載第2弾。ぜひお楽しみください!
連載 木村 了子

推し活グッズの原型が江戸時代にあった!歌川国芳「団扇絵」大ヒットのヒミツ

ここ数年、猛暑の続く日本では、様々な涼風グッズが売られています。「片手に小型扇風機」という光景も、今では夏の定番となりました。しかし、一番手軽なのは、やはり団扇(うちわ)ではないでしょうか。軽くて、絵柄も楽しめて、ベルトやカバンにすっと差せる、便利で粋なオシャレアイテムといえます。
黒田直美

かわいい虎も♡かっこいい虎も♡あなたの推し虎はどれ?「虎総選挙」結果発表!

美術のモチーフとして人気の猛獣、虎(トラ)。中国に生息する動物で最も勇猛な虎は古くから画題や意匠に用いられ、日本では髙松塚古墳の壁画の白虎をはじめ武運や権力を示す絵が武将や大名に好まれてきました。

そんな虎の絵に注目し、和樂webのInstagramで人気投票を開催したところ、たくさんの投票とコメントを頂きました! 人気ランキングを記事でもお送りいたします♡
お鶴さん

“美人”と聞いて男性が思い浮かばないのは、なぜ?【日本画家・木村了子のイケメン考察 】vol.1

現代のイケメンを、日本画の手法で描く木村了子さん。日本のみならず、世界中のイケメン好きから注文がくる人気作家だ。じつは木村さん、イケメンを細かく観察して紡ぐ文章もとても面白い! というわけで待望の連載スタートです。
連載 木村 了子

俵屋宗達は、日本美術のマイケル・ジャクソン? 阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.12

俳優・阿部顕嵐さんが、興味がある日本文化について自由に語る連載。前回は「ニッポン画」山本太郎さんに日本画の顔料について話を聞いた。今回は山本さんが描く絵の内容や、山本さんがリスペクトする日本美術の流派「琳派(りんぱ)」について語る。 今回も絵画材料専門の複合クリエイティブ施設「PIGMENT TOKYO(ピグモン トーキョー)」で対談してもらった。 尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。 ※取材日は2024年2月。
連載 阿部顕嵐

ロレックスがアートイベントを東京都庭園美術館で開催。「PERPETUAL MOMENT – 自然の中の時間」レポート

スイスの時計ブランド、ロレックス。PERPETUAL(永続性)を企業哲学とする同社では、優れた卓越性を後世に残す試みとして、半世紀以上に渡り芸術支援を行ってきました。
春らしい好天に恵まれた4月19日、“時を超える価値”に思いを馳せるアートイベント「PERPETUAL MOMENT - 自然の中の時間」が東京都庭園美術館で開催。館長で建築家の妹島和世氏がイベントホストを務め、世界で活躍する現代アーティストがこの日のためだけに制作したアートインスタレーションを展示するなど、一日限りの贅沢な時間をレポートします。
石川ともみ

日本美術ファンの注目を集める画家・渡辺省亭の展覧会が4月27日から東京・加島美術で開催!

2021年に東京藝術大学大学美術館などで大規模な展覧会が行われ、「こんなスゴい画家が明治の日本にいたの?」と日本美術ファンの間で大きな注目を集めた画家、渡辺省亭(わたなべせいてい)。その名品が揃う企画展「宴 Vol.3 The SEITEI」が、4月27日から5月12日まで東京・京橋の加島美術で開催されます。
和樂web編集部

人気記事ランキング

最新号紹介

12,1月号2024.11.01発売

愛しの「美仏」大解剖!

※和樂本誌ならびに和樂webに関するお問い合わせはこちら
※小学館が雑誌『和樂』およびWEBサイト『和樂web』にて運営しているInstagramの公式アカウントは「@warakumagazine」のみになります。
和樂webのロゴや名称、公式アカウントの投稿を無断使用しプレゼント企画などを行っている類似アカウントがございますが、弊社とは一切関係ないのでご注意ください。
類似アカウントから不審なDM(プレゼント当選告知)などを受け取った際は、記載されたURLにはアクセスせずDM自体を削除していただくようお願いいたします。
また被害防止のため、同アカウントのブロックをお願いいたします。

関連メディア