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12,1月号2025.10.31発売

今こそ知りたい!千利休の『茶』と『美』

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Art

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妖しさと怪しさをまとう漆の肉体。伝統工芸から広がるアートの世界|青木千絵「闇へ研ぐ」【岐阜現代美術館大地館】

小川 敦生

幻の絵師・写楽2作品を三重県石水博物館で再発見! 伊勢商人が守った江戸の宝

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、いよいよ喜多川歌麿、葛飾北斎に続き、幻の絵師、東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)が登場。10か月の間に145点の浮世絵を制作したといわれる写楽ですが、絵師としての期間が短いため、現存する作品も少なく、本物は希少と言われているのです。そんな中、なんと三重県津市にある石水博物館の施設で2作品が再発見され、話題を集めています。海外に流出してしまった浮世絵が多い中、なぜ国内の、それも伊勢の商家に眠っていたのか。その謎を探るべく、石水博物館を訪ね、学芸員の龍泉寺由佳(りゅうせんじゆか)さんにお話を伺いました。
黒田直美

3Dデジタル&実体験できる正倉院1300年の宝物。驚きと感動に満ちた新しいアートの世界。 美容家・石井美保の「和魂美才」vol.11

美容家・石井美保さんが、日本文化と和装の魅力を伝える連載「和魂美才」。今回は、東京の上野の森美術館にて開催中の「正倉院 THE SHOW―感じる。いま、ここにある奇跡―」を訪れました。大迫力の3D動画と、あえての再現模造展示によるさまざまな体験が大きな魅力です。今回の展示クリエティブを行った、角川メディアハウスの今井久さんとの熱のこもった宝物談義をお楽しみください。
連載 石井美保

An Introduction to Suibokuga – Decoding the hidden depths expressed in the brush strokes of Japanese ink paintings

Suibokuga (水墨画), is a traditional East Asian art form that uses only ink and water to depict the world around us. For many people, though, suibokuga can seem a little plain and inaccessible, with their black-and-white palette and abstract nature, making it difficult to understand their appeal. Let's explore the charm of this art form in a beginner friendly way.
鮫島圭代

「大阪・関西万博イタリア館とブチェラッティの至宝を巡る体験ツアー」が開催!【茶炉 音・ド・和樂 特別イベント現地レポート】

卓越した手仕事が光る、イタリアのハイジュエラー「ブチェラッティ」。『和樂』と『和樂web』の読者による会員組織「茶炉音(サロン)・ド・和樂」とのスペシャルなツアーが、このたび開催されました。ブチェラッティの華麗なるジュエリーを間近で堪能する体験に加え、連日大盛況の「大阪・関西万博2025」のイタリア パビリオン見学を通して、イタリアが紡いできた芸術の奥深さに触れる贅沢なツアー。抽選で選ばれた 8組16名が参加した、特別な1日をレポートします。
和樂web編集部

水墨画で鶏を描く| 若冲から感じる“気韻生動”の美

油絵のように絵の具を重ねて線を消すことはできない──。 水墨画では、筆を走らせた一瞬が、そのまま作品に刻まれます。 このシリーズでは、水墨画家・鮫島圭代の手元を写した、ライブ・パフォーマンスさながらの映像をお届けします。 迷いのない素早い筆運び、墨と水が織り成す滲みや掠れ。 そのとき限りの意図と自然から生まれる “墨の表情”を、ぜひご覧ください。
鮫島圭代

世界が注目する14歳の才能! 若冲にも通じる「つぶつぶアートぬりえ」とは?

世界が注目する14歳の現代アーティスト・Conoca(このか)さん。 独自の技法「つぶつぶアート」で多彩な動物たちを描き出すその表現は、伊藤若冲の升目描きを思わせる緻密さと遊び心にあふれています。 そんな彼女の作品が、ぬりえブックとして登場。大人も子どもも楽しめる新感覚のアート体験とは?
和樂web編集部

運慶展 東京国立博物館|運慶は「理想の上司」? 研究員が語る北円堂再現の舞台裏

運慶仏七軀により鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みた、東京国立博物館特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」。様々な面から、同様の展示は今後も再現困難だといいます。その理由は? 2024年度の修理を経たからこそ分かったこととは? そもそも運慶とはどんな人物だった?

東京国立博物館・学芸研究部 保存科学課 保存修復室長の児島 大輔(こじま だいすけ)氏に、単独取材でたっぷりとお話を伺いました!
あきみず

欧州に日本の木版画を伝えた男・漆原木虫。世紀末パリから起こった日本版画の「新しい波」

マリーヌ・ワグナー

Hiroshige: Landscapes and legacy

Malene Wagner

【募集終了】茶炉音・ド・和樂 特別イベント|大阪・関西万博イタリア館とブチェラッティの至宝を巡る贅沢体験に、8組16名様をご招待

いま大阪・関西万博で話題のイタリア館。週末には4〜5時間待ちになる人気ですが、『和樂』と『和樂web』読者限定の会員組織 「茶炉音(サロン)・ド・和樂」 の特別企画では、待ち時間なく入場できる夢のような一日をご体験いただけます。近衛忠大氏の解説付きで館内を巡った後は、イタリアを代表するハイジュエラー ブチェラッティ のスペシャルピースを阪急うめだ本店で鑑賞。イタリアの芸術とクラフツマンシップを五感で堪能できる、わずか8組16名限定の贅沢な一日──ぜひご応募ください。
和樂web編集部

私たちは「これから」をどう生きるべきか。90歳の陶芸家・伊藤慶二の「祈」とは

土を捏ねて、成形し、焼く、そのシンプルな行為を経て生まれるやきものは、長い間、人々の暮らしを支えてきた。その一方で、陶芸家が造り出すやきものは、作家が土という変幻自在な素材と向き合い、炎によって昇華させ、唯一無二の造形物を生み出している。同じ「土」でありながら、「生活」と「芸術」という二つの領域を行き来するのも、陶芸の魅力の一つなのかもしれない。
黒田直美

水墨画から「気を味わう」とは?魅力を知る鑑賞のヒントを紹介!

《水墨画》は、墨と水のみを用いて森羅万象を描き出す、東アジアが誇る伝統芸術です。とはいえ、「水墨画は白黒で地味だし、なんだか小難しそうで、面白さがイマイチわからない」という方も多いと思います。このコラムでは、その魅力をわかりやすく、親しみやすくお伝えします。
鮫島圭代

北斎とめぐるすごろく絶景旅!浮世絵で訪ねる日本の原風景

天才絵師・葛飾北斎は生涯江戸で暮らしましたが、旅好きだったのは確か。東海道を歩き、近畿地方にも足を延ばし、名古屋や信州小布施(しんしゅうおぶせ)では長逗留もしています。そんな旅をとおして生まれた絶景作品で、関東から沖縄まですごろく風に巡ってみましょう。
和樂web編集部

Results are in! The most adorable Ukiyo-e animals, voted by our readers

A true genius, Kuwagata Keisai (鍬形蕙斎)—who debuted as a ukiyo-e (浮世絵 artist at the age of 15 under the name Kitao Masayoshi (北尾政美), a disciple of Kitao Shigemasa (北尾重政)—produced numerous actor portraits and illustrated books. In an Edo period filled with adorable animal paintings—Jakuchu (若冲)’s monkeys, Kuniyoshi (国芳)’s cats, and the puppies of Okyo (応挙) and Sengai (仙厓)—Kuwagata carved out a new artistic realm with his belief that ‘simple shapes are cute!’ His soft and whimsical Choju Ryakugashiki (鳥獣略画式) collection is brimming with charm. When we held a popularity poll on the WARAKU web Instagram, we received loads of votes and comments! Here we reveal the ranking results in this article as well ♡
お鶴さん

春画は知のエンタメだった!東京・歌舞伎町春画展主催者が語る、江戸時代の知性とユーモア

あなたは、春画を古臭いエロ本だと思っていないだろうか? 実態は全然違う! じつは春画、江戸時代にはどんどん凝っていき、平安時代の和歌や、儒教をパロディー化したポエムが添えられるなど、知的なメディアに成長した。春画は男性のみならず、女性も楽しめるものだったという。

そんな春画の世界的なコレクターで、イギリス大英博物館の展覧会もサポートした浦上満(うらがみ みつる)さん。そして2025年夏なんと! ホストクラブなどを経営するSmappa!Group代表の手塚マキ(てづか まき)さんが、風俗店もたちならぶ歌舞伎町で浦上さんの春画コレクションの展示を企画している。さらに展覧会の会場構成を担当するのは、現代美術アーティスト、Chim↑Pom from Smappa!Groupの林靖高(はやし やすたか)さん。

こんな熱いコラボ企画はめったに生まれない! さっそく3人に、春画の知られざるパワーについて話をしてもらった。
給湯流茶道

夢二、五葉だけじゃない!自由奔放な“大正パブリッシング”の世界【SOMPO美術館】

自由奔放で、美しく、モダン。そんな"大正の出版文化"を体感できる展覧会が、東京・新宿のSOMPO美術館で開催中です。

夏目漱石の『吾輩ハ猫デアル』が紙媒体に初めて載ったのは、雑誌『ホトトギス』1905年1月号。同年10月には、単行本として刊行されました。続く時代を牽引したのは、自由主義や民主主義の風潮をもたらした大正デモクラシー。近代化・西洋化が進む中で、教員や看護師になるなど女性の社会進出が著しかったのもこの時代です。街を歩く洋装と和装のモダンガール。西洋音楽が親しまれ、パリなど欧州からもたらされたアール・ヌーヴォーやアール・デコなどのデザインが人々を喜ばせる中で、文学の世界では漱石などの才能が大きく花開いたのです。書籍は文化として大いに栄え、美しく凝った装幀の書籍やオシャレな挿絵が人々の暮らしを豊かにします。

東京・新宿のSOMPO美術館で開かれている企画展『大正イマジュリィの世界 デザインとイラストレーションの青春 1900s-1930s』を訪れたつあおとまいこの二人は、目を輝かせながら、当時生まれた出版物の数々を観察し始めました。
浮世離れマスターズ つあお&まいこ

被爆八十年を迎える広島の〝今〟。写真家・三浦憲治がとらえた故郷、被爆地 広島の人々の日常

和樂web編集部

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