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Fin-de-siecle Paris: Print mania and new waves

Malene Wagner

経年が生んだ朱と黒“かすれ”の美学。中世から伝わる漆器「根来」を解説【サントリー美術館】

サントリー美術館(東京・六本木)が所蔵するコレクションの中に、「瓶子(へいし)」という名の逸品がある。「根来(ねごろ)」と呼ばれているジャンルの漆芸品である。同館で開催中の企画展「NEGORO 根来 — 赤と黒のうるし」に出品されている。

この器を見てまずおもしろく感じられるのは、上部のふくらみに対して下部が極端にスリムになっている造形だろう。細い首のようなものも付いているので、胸板が著しく厚い人間のように見えなくもない。にもかかわらず、脚に当たる部分は、見事なまでにきゅっとしている。形そのものは中国の陶磁器に源流があるとも言われているが、この作品の造形はものすごく洗練されている。何といってもラインが絶妙だ。目で追うだけで、うなってしまう。
小川 敦生

超絶技巧の美を心ゆくまで…「“革新者から巨匠へ” 円山応挙展とA.ランゲ&ゾーネのクラフツマンシップを堪能するナイトミュージアム」が開催

鮫島圭代

水墨画で馬を描く|2026年の干支・午と水墨画の技法「省筆」とは

油絵のように絵の具を重ねて線を消すことはできない──。 水墨画では、筆を走らせた一瞬が、そのまま作品に刻まれます。 このシリーズでは、水墨画家・鮫島圭代の手元を写した、ライブ・パフォーマンスさながらの映像をお届けします。 迷いのない素早い筆運び、墨と水が織り成す滲みや掠れ。 そのとき限りの意図と自然から生まれる “墨の表情”を、ぜひご覧ください。
鮫島圭代

未解読の古代文字「葦手」とは? メディアアートのレジェンドと徳川美術館の謎解き対談

未だ解明できない部分が多い、日本の古代文字「葦手(あしで)」。謎めいた葦手に、"異なる界隈"から興味をもつ人があらわれた。1980年代、日本で最初にマッキントッシュのコンピューターを使いこなした人ともいわれる、コンピューターグラフィック、メディアアートのレジェンド藤幡正樹さんだ。そんな彼と徳川美術館学芸部・学芸部長代理・吉川美穂さんに、葦手について対談をしてもらった。
給湯流茶道

妖しさと怪しさをまとう漆の肉体。伝統工芸から広がるアートの世界|青木千絵「闇へ研ぐ」【岐阜現代美術館大地館】

小川 敦生

幻の絵師・写楽2作品を三重県石水博物館で再発見! 伊勢商人が守った江戸の宝

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、いよいよ喜多川歌麿、葛飾北斎に続き、幻の絵師、東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)が登場。10か月の間に145点の浮世絵を制作したといわれる写楽ですが、絵師としての期間が短いため、現存する作品も少なく、本物は希少と言われているのです。そんな中、なんと三重県津市にある石水博物館の施設で2作品が再発見され、話題を集めています。海外に流出してしまった浮世絵が多い中、なぜ国内の、それも伊勢の商家に眠っていたのか。その謎を探るべく、石水博物館を訪ね、学芸員の龍泉寺由佳(りゅうせんじゆか)さんにお話を伺いました。
黒田直美

3Dデジタル&実体験できる正倉院1300年の宝物。驚きと感動に満ちた新しいアートの世界。 美容家・石井美保の「和魂美才」vol.11

美容家・石井美保さんが、日本文化と和装の魅力を伝える連載「和魂美才」。今回は、東京の上野の森美術館にて開催中の「正倉院 THE SHOW―感じる。いま、ここにある奇跡―」を訪れました。大迫力の3D動画と、あえての再現模造展示によるさまざまな体験が大きな魅力です。今回の展示クリエティブを行った、角川メディアハウスの今井久さんとの熱のこもった宝物談義をお楽しみください。
連載 石井美保

An Introduction to Suibokuga – Decoding the hidden depths expressed in the brush strokes of Japanese ink paintings

Suibokuga (水墨画), is a traditional East Asian art form that uses only ink and water to depict the world around us. For many people, though, suibokuga can seem a little plain and inaccessible, with their black-and-white palette and abstract nature, making it difficult to understand their appeal. Let's explore the charm of this art form in a beginner friendly way.
鮫島圭代

「大阪・関西万博イタリア館とブチェラッティの至宝を巡る体験ツアー」が開催!【茶炉 音・ド・和樂 特別イベント現地レポート】

卓越した手仕事が光る、イタリアのハイジュエラー「ブチェラッティ」。『和樂』と『和樂web』の読者による会員組織「茶炉音(サロン)・ド・和樂」とのスペシャルなツアーが、このたび開催されました。ブチェラッティの華麗なるジュエリーを間近で堪能する体験に加え、連日大盛況の「大阪・関西万博2025」のイタリア パビリオン見学を通して、イタリアが紡いできた芸術の奥深さに触れる贅沢なツアー。抽選で選ばれた 8組16名が参加した、特別な1日をレポートします。
和樂web編集部

水墨画で鶏を描く| 若冲から感じる“気韻生動”の美

油絵のように絵の具を重ねて線を消すことはできない──。 水墨画では、筆を走らせた一瞬が、そのまま作品に刻まれます。 このシリーズでは、水墨画家・鮫島圭代の手元を写した、ライブ・パフォーマンスさながらの映像をお届けします。 迷いのない素早い筆運び、墨と水が織り成す滲みや掠れ。 そのとき限りの意図と自然から生まれる “墨の表情”を、ぜひご覧ください。
鮫島圭代

世界が注目する14歳の才能! 若冲にも通じる「つぶつぶアートぬりえ」とは?

世界が注目する14歳の現代アーティスト・Conoca(このか)さん。 独自の技法「つぶつぶアート」で多彩な動物たちを描き出すその表現は、伊藤若冲の升目描きを思わせる緻密さと遊び心にあふれています。 そんな彼女の作品が、ぬりえブックとして登場。大人も子どもも楽しめる新感覚のアート体験とは?
和樂web編集部

運慶展 東京国立博物館|運慶は「理想の上司」? 研究員が語る北円堂再現の舞台裏

運慶仏七軀により鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みた、東京国立博物館特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」。様々な面から、同様の展示は今後も再現困難だといいます。その理由は? 2024年度の修理を経たからこそ分かったこととは? そもそも運慶とはどんな人物だった?

東京国立博物館・学芸研究部 保存科学課 保存修復室長の児島 大輔(こじま だいすけ)氏に、単独取材でたっぷりとお話を伺いました!
あきみず

欧州に日本の木版画を伝えた男・漆原木虫。世紀末パリから起こった日本版画の「新しい波」

マリーヌ・ワグナー

Hiroshige: Landscapes and legacy

Malene Wagner

【募集終了】茶炉音・ド・和樂 特別イベント|大阪・関西万博イタリア館とブチェラッティの至宝を巡る贅沢体験に、8組16名様をご招待

いま大阪・関西万博で話題のイタリア館。週末には4〜5時間待ちになる人気ですが、『和樂』と『和樂web』読者限定の会員組織 「茶炉音(サロン)・ド・和樂」 の特別企画では、待ち時間なく入場できる夢のような一日をご体験いただけます。近衛忠大氏の解説付きで館内を巡った後は、イタリアを代表するハイジュエラー ブチェラッティ のスペシャルピースを阪急うめだ本店で鑑賞。イタリアの芸術とクラフツマンシップを五感で堪能できる、わずか8組16名限定の贅沢な一日──ぜひご応募ください。
和樂web編集部

私たちは「これから」をどう生きるべきか。90歳の陶芸家・伊藤慶二の「祈」とは

土を捏ねて、成形し、焼く、そのシンプルな行為を経て生まれるやきものは、長い間、人々の暮らしを支えてきた。その一方で、陶芸家が造り出すやきものは、作家が土という変幻自在な素材と向き合い、炎によって昇華させ、唯一無二の造形物を生み出している。同じ「土」でありながら、「生活」と「芸術」という二つの領域を行き来するのも、陶芸の魅力の一つなのかもしれない。
黒田直美

水墨画から「気を味わう」とは?魅力を知る鑑賞のヒントを紹介!

《水墨画》は、墨と水のみを用いて森羅万象を描き出す、東アジアが誇る伝統芸術です。とはいえ、「水墨画は白黒で地味だし、なんだか小難しそうで、面白さがイマイチわからない」という方も多いと思います。このコラムでは、その魅力をわかりやすく、親しみやすくお伝えします。
鮫島圭代

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