かるた、巻物、影絵まで!社史ってこんなに面白い。神奈川県立川崎図書館で日本の産業史を読み解こう
経済・ビジネス
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2025.11
26
すべての物事には固有の歴史がある。会社や団体も例外ではない。その足跡を刻んだ書物が○○年史や記念誌と呼ばれる社史の類だ。本棚に収めておくとサマになるものの、なかなか読まれぬ本の代表格でもある。手に取られにくいのは、制作した側の熱量が読み手に伝わりづらいからだろう。そんな社史類を集め、日本有数の蔵書数を誇るのが神奈川県立川崎図書館だ。自慢の社史コーナーにはざっと2万2千冊の社史類がひしめく。公立図書館の司書でありながら社史にのめり込み、その啓蒙活動に情熱を注いできたのが高田高史さん(2025年4月から神奈川県立金沢文庫学芸課副主幹)。「社史愛」が高じて『社史の図書館と司書の物語』(柏書房、2017年)まで著した高田さんに社史の魅力を聞いた。
2025.11
05
「勤怠」の意味とは? なぜ仕事をしていないときが「怠る」なの? いろいろ調べてみた
勤怠、という表現が前からどうにも引っかかっていた。
勤、はいいとして、怠、って何じゃいな。仕事していなければ、それすなわち怠けている、とでも? 欠勤の理由なんていろいろあるし、出勤していたって勤務時間中に怠けている手合いが「怠」にならなくて「勤」にされるのも癪に障る。
あー、うんうん、ちょっと落ち着こうか。決めつけはよくない。ちゃんと意味を調べて、裏取りをしてから言おう。
――と、いう脳内やり取りがあったので、ちょいと調べてみたのである。「勤怠」とは何ぞや。なぜに「勤」の対義語が「怠」なのか。
勤、はいいとして、怠、って何じゃいな。仕事していなければ、それすなわち怠けている、とでも? 欠勤の理由なんていろいろあるし、出勤していたって勤務時間中に怠けている手合いが「怠」にならなくて「勤」にされるのも癪に障る。
あー、うんうん、ちょっと落ち着こうか。決めつけはよくない。ちゃんと意味を調べて、裏取りをしてから言おう。
――と、いう脳内やり取りがあったので、ちょいと調べてみたのである。「勤怠」とは何ぞや。なぜに「勤」の対義語が「怠」なのか。
2025.10
15
「意義」を見出せないものをあえて選ぶ。日文研 中丸貴史准教授に聞く、令和の生き方
コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスばかりがもてはやされる昨今。そんな時代の流れに逆行するようだが、「役に立たないことこそを楽しむ」というのは和樂webの重要なコンセプトの1つである。
役に立つこと、意味のあること、無駄のないことだけが重要なのだろうか。そうして削ぎ落とされてしまった部分にこそ、本当に大切なカギが眠っているのではないか。
そんなことを思っていると、2025年6月、衝撃的な記事が目に飛び込んできた。国際日本文化研究センター(日文研)のニューズレターに掲載された中丸貴史(なかまるたかふみ)准教授の着任あいさつ「『意義』への異議申し立て」である。
役に立つこと、意味のあること、無駄のないことだけが重要なのだろうか。そうして削ぎ落とされてしまった部分にこそ、本当に大切なカギが眠っているのではないか。
そんなことを思っていると、2025年6月、衝撃的な記事が目に飛び込んできた。国際日本文化研究センター(日文研)のニューズレターに掲載された中丸貴史(なかまるたかふみ)准教授の着任あいさつ「『意義』への異議申し立て」である。
2025.10
03
狂言のおかげで職場ストレス回避できた? “お気楽キャラ”に学ぶ現代社会の乗り切りかた
狂言は、人間国宝もいる伝統芸能。一般人は劇場にプロの演技を見に行くというイメージが強い。しかし全国の大学には狂言サークルがあり、学生時代に狂言を習うと社会人になってからも役立つ、メンタルヘルスの“効用”があるという。学生時代に狂言サークルに所属、現在はお笑い芸人・雨宮あさひさん、エッセイや脚本を執筆する作家・粗忽ぬめりさんに、狂言とメンタルについて聞いてみた。
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