展覧会レビュー

 

展覧会レビューに関する読み物

全383件、11-20件を表示中
日本美術
伊豆でしか会えない日本画の傑作!上原美術館「伊豆をめぐる名画」【展覧会紹介】

10月に入り、猛暑と台風が去って、ようやく待望の紅葉の季節がやってきた日本列島。秋の味覚や紅葉狩りを求めて郊外へお出かけを予定している方も多いのではないでしょうか? でもせっかく観光地に行ったらレジャーだけでなく美術鑑賞も楽しみたいよね、とつい考えてしまうのがアートファン。僕もこの秋「紅葉狩り」と「温泉」と「日本美術」を一挙に楽しめる場所はないかな・・・と虫の良いことを考えながらなんとなくネットを検索していたら・・・。 ありました!「紅葉」「温泉」「日本美術」が一度に楽しめる奇跡的な場所が! それが、この秋、企画展「伊豆をめぐる名画-横山大観、安田靫彦を中心に-」を開催する上原美術館です。同館 […]

日本美術
歌仙絵の傑作「佐竹本三十六歌仙絵」 流転の100年を経て京都国立博物館に集結

2019年11月24日まで、京都国立博物館で開催されている特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」。 特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」の様子 「三十六歌仙」とは、柿本人麻呂、大伴家持、小野小町など、36人の優れた和歌の詠み手を指します。 この歌人たちの肖像とその詠歌を絵巻物に描いたものを歌仙絵といいます。歌仙絵は鎌倉時代から数多く描かれてきましたが、現存する歌仙絵の傑作の1つに数えられるのが「佐竹本三十六歌仙絵」(以下、「佐竹本」)です。 「佐竹本」は、鎌倉時代に成立し、下鴨神社に秘蔵されていたものですが、幕末期に秋田藩主佐竹家の手に渡りました。明治の世に入って […]

日本美術
解体前の大企業ビルに日本の現代アートが集結。「un/real engine–慰霊のエンジニアリング」レポート

2019年9月13日から10月20日まで、東京・京橋の京橋の戸田建設本社ビルで美術展「un/real engine–慰霊のエンジニアリング」が開催中だ。 本展は、「2021年以降をマジメに考える」をコンセプトに、アーティストの藤元明が提案した現在進行中のアートイベント「TOKYO 2021」の企画のひとつで、8月3日~24日に実施された建築展「課題「島京2021」」に続いて開催されている。 会場は災害と慰霊をテーマにしたSite A「災害の国」(会場ビルの日本橋方面)と、祝祭と慰霊をテーマにしたSite B「祝祭の国」(会場ビルの銀座方面)の2つで構成され、第一線で活躍している有名作家から新進 […]

日本美術
令和の新春は応挙の傑作で!三井記念美術館「国宝 雪松図と明治天皇への献茶」

美術ファンにとって毎年いちばん楽しみな季節は「芸術の秋」ですよね。2019年秋も全国各地の美術館・博物館で各館の「勝負展示」が披露され、どの展覧会も非常に盛り上がっています。 しかし「芸術の秋」が終わった年末年始も引き続き要注目です。なぜなら、最近特に「新春を祝う」おめでたいテーマでの企画展や、新春三が日での限定イベントなど、年末年始にあわせて趣向を凝らした企画を用意してくれるミュージアムが増えてきたからです。 本稿で紹介する三井記念美術館もまた、毎年12月~1月にかけて同館屈指の国宝「雪松図屏風」(円山応挙)を定期的に公開し新春にふさわしい展示でアートファンを楽しませてくれる美術館。さて、今 […]

日本美術
大倉集古館が5年ぶりにリニューアルオープン!「桃源郷展」展覧会レポート

虎ノ門~神谷町の閑静な高台エリアにあって、道路際からもひときわ目立つ異国風の東洋建築の建物・大倉集古館。 2014年以来、約5年間もの長期にわたって休館していたので、今回のリニューアルを聞いて「待ってました!」と喜んだ美術ファンの方も多いのではないでしょうか?(かくいう僕もその一人。2014年はまだ普通にサラリーマンをやっていたので5年という時間の重みを改めて実感しました!) では一体、この5年間でどこが変わったのでしょうか?早速リニューアルされた館内の様子を取材させていただくことができましたので、簡単にみどころをレポートしてみたいと思います! ※記事内における「名品展」「桃源郷展」での展示作 […]

茶の湯
大阪市立東洋陶磁美術館、マリメッコ茶室は400年の時を超えた奇跡のコラボだった

若い女性を中心に、世界中で愛されている「Marimekko(マリメッコ)」。ブランド名は知らなくても、ケシの花をモチーフにした「Unikko(ウニッコ)」のデザインを目にしたことのある人は多いことでしょう。このマリメッコのファブリックを取り入れた斬新な茶室が大阪に誕生したと聞き、会場へと出かけました。 マリメッコとは? テキスタイルブランドとして知られるマリメッコは、アルミ・ラティアにより1951年にフィンランドで創業。それまで見られなかった鮮やかな色彩と力強くユニークなデザインは、次第に世界で注目を集めて現在に至ります。ファションアイテムから、食器やテーブルクロスなどキッチンアイテムまで多種 […]

芸能と文化
145年以上に及ぶ美の伝承。女性の「美と健康」を生み出したライフスタイル展

朝起きて、メイクをし、お気に入りのファッションに身を包み、香水をつけ、颯爽と仕事に出かけていく。休日には友達とショッピングに出かけ、スウイーツを食べ、ギャラリーでアートを楽しむ。今では当たり前のライフスタイルを145年以上の昔に思い描き、それらを具現化してきたのが「資生堂」です。 女性が社会に出て、自由に自分を表現し、やりたい仕事を手掛け、健やかに美しく、自分らしいスタイルで、自立し、歩き出す。そんな時代の先端を切り開いてきた「資生堂」の果たした役割には、図りしれないものがあります。 約200冊にも及ぶ花椿のバックナンバーが並ぶ様子は圧巻 世代を超えて受け継いでいく本物の美の変遷を一堂に展示 […]

日本美術
上野で開催の今秋最高の印象派展!「コートールド美術館展」を見逃すな!

酷暑の夏が終わり、いよいよ本格的な秋の気配が近づいてきましたね。こうなると俄然行きたくなるのが美術館。2019年秋も、東京や大阪、京都といった大都市を中心として、各館が趣向を凝らした今年一番の「勝負展」をぶつけてきています。 そんな中、東京都美術館がぶつけてきた今年の秋の勝負展は「コートールド美術館展」。海外の美術館に詳しい方以外は、あんまり聞き慣れない美術館かもしれませんね?ボストン美術館やエルミタージュ美術館、オルセー美術館といった、日本での企画展常連の美術館とは違い、滅多に海外での所蔵品展をやらないミュージアムのようです。 しかしフタを空けてみればこの「コートールド美術館展」、「印象派展 […]

日本美術
終了間近!ジブリと歩んだ奇才・高畑勲展! アニメという日本文化を創った人々の熱さに刮目せよ

スタジオジブリで唯一、アメリカの近代美術館(The Museum of Modern Art)に収められた作品は何かご存じですか? 実は、高畑勲監督の「ホーホケキョ となりの山田くん」なのです。 現在、東京国立近代美術館で開催されている「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」は、2018年に亡くなった高畑勲監督の功績を辿る回顧展。初の長編映画演出作となった「太陽の王子 ホルスの大冒険」から遺作となった「かぐや姫の物語」まで、多数の未公開資料を含む絵コンテや創作ノート、イメージボードや設定資料などを通じて、監督の作品世界と、日本のアニメーションに与えた影響を展示しています。 実は私は、「ホ […]

工芸
おかえりなさい!世界を魅了する日本の竹工芸の里帰り展!

日本初公開!『竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション―メトロポリタン美術館所蔵』@東京国立近代美術館工芸館に行ってきました! オンナはいつだって籠が好き♡──ファッション雑誌などで使われがちなコピーですが、別に女性に限ったことではありません。日本人は昔から籠、特に竹籠を日用品として愛用していました。日々使うものだからこそ、明治・大正時代の美術工芸界では、竹工芸はワンランク下に見られていたというせつない過去も(涙)。しかしながら!その後の籠師たちの活躍により、大正から昭和にかけて竹工芸は芸術の域へと高められ、海外からも高い評価を受けていきます。 9月13日より東京国立近代美術館工芸館で […]

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