幕末

 

幕末に関する読み物

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芸能と文化
幕末の半沢直樹?ヒラの美学を貫いた新撰組隊士・蟻通勘吾に「倍返し」はあったのか!

回を追うごとに盛り上がりを見せるドラマ『半沢直樹』。 原作者・池井戸潤氏が「会社を舞台にしたチャンバラ」と位置付けるように、金融業界に渦巻く闇を主演・堺雅人がズバズバと看破していくシーンは実に爽快。 でもどうだろう。 胸のすくような感覚のどこかに「ドラマだしな」という思いがよぎることはないだろうか。そう、どこかで私たちは(これはフィクション)だと認識している。まあ、実際そうなんだけど……。 今日は、そんなあなたに蟻通勘吾(ありどおしかんご)を紹介したい。 勘吾は新撰組の前身、壬生浪士組時代に入隊した古参の剣士。池田屋事件では手柄をあげ、仲間たちが討死、離反していくなかで戊辰戦争まで生き延びた忠 […]

芸能と文化
黒船来航を60年前に予言した男!自費出版で国防を説いた不屈の論客・林子平

ペリーの黒船来航は「突然の出来事」では決してない。 予兆はいくらでもあった。たとえば中国大陸で勃発したアヘン戦争は、明確なイギリスの侵略行動だった。当初、日本の幕閣は「どうせ清が勝つ。イギリス如きの小国など問題にならない」と考えていたが、蓋を開けてみれば最新兵器の火力で清軍は粉砕されてしまった。 また、それ以前に北からロシアが勢力を伸ばしていた。ロシア海軍との衝突も発生したが、淡路島出身の商人高田屋嘉兵衛の奮闘でどうにか最悪の事態を免れた。 19世紀の日本の周辺情勢は、徳川家康の頃のそれとはまったく異なる。その事実をいち早く察知し、徳川幕府と日本人に「国防の重要性」を説いた林子平という人物が存 […]

芸能と文化
アメリカ女子がメロメロ、アイドル級の人気!歌まで作られた日本人「トミー」こと立石斧次郎って何者?

幕末の日本に欧米人が訪れることは、名もなき住人にとっては極めて珍しい事態だった。 しかしそれは、現地の欧米人にとっても同じだった。海の向こうから日本人がやって来ることは、まさに一大事。新聞記者が押し寄せる事態である。 1860年(安政7年・万延元年)にアメリカへ派遣された徳川幕府の使節団は、現地の人々から大歓迎された。その使節団に参加していた立石斧次郎という男は、非常に高いアイドル人気を誇っていた。 そう、アイドルである。何と滞在先で流行歌まで作られるほどの大衆人気を、立石は得ることができたのだ。 下手でもいいから積極的に話しかける! 勝海舟や福澤諭吉が咸臨丸に乗ってアメリカに渡航した話は、現 […]

芸能と文化
戦場は大混乱!?戊辰戦争の主役「ミニエー銃」は1種類じゃなかった!

幕末から戊辰戦争にかけて「ミニエー銃」という兵器があった。 このミニエー銃は、実は固有名詞ではない。あるひとつの種類の銃弾を使う銃の総称である。つまり、ミニエー銃はひとつではないということだ。 呼び方は同じ「ミニエー銃」なのに、友軍同士で銃弾の共有ができない。そのせいで新政府軍も幕府軍も、「何で同じ銃弾が使えないんだ!?」と頭を悩ませていた。 ミニエー弾の「広がるスカート」 初期のライフル銃即ち銃身内部に螺旋の溝がある銃は、ある大きな弱点を抱えていた。 弾丸の装填に手間がかかるという点だ。 椎の実型の銃弾に回転を与えて飛ばすものだから、銃弾は銃身内部の溝にピッタリ貼り付いていなければならない。 […]

芸能と文化
新政府軍が最も恐れた軍艦!徳川幕府の切り札「開陽丸」の悲劇

戊辰戦争の幕府軍は、強大な海軍力を有していた。 意外なことだが、新政府軍は海戦では幕府軍に歯が立たなかった。実際に散々な負けっぷりを晒してしまったこともあったのだ。特に当時の最新鋭艦開陽丸は、新政府軍を大いに悩ませた。 オランダ生まれのこの軍艦には、当時の最先端テクノロジーが詰め込まれていた。 軍艦を外注 まずはペリーの黒船来航に時間を戻して説明しよう。 この出来事は、日本人に「海軍力の必要性」を嫌というほど知らしめた。日本は島国である。一刻も早く海軍を整備しなければならない。これは陸軍を作るよりも優先するべき事項だった。 では、今すぐ最新鋭の軍艦を建造しよう……とは当然いかない。それをやるに […]

芸能と文化
幕末大砲講座!近づいた敵をどう倒す?19世紀の大砲で敵陣地を攻める方法を図解で解説

幕末日本は、大砲の進化期でもあった。 戦国以来の大砲しか持っていなかった日本人は、ほんの十数年の間に200年分の進化を余儀なくされたのだ。そのために当時の日本人が費やした努力は、とても文章にはできないほど。が、それは何も大砲そのものの進化を指すに留まらない。大砲があっても、それを使いこなす戦術が確立していなければ意味がない。 今回は「幕末期の大砲の運用」というテーマで記事を進めていきたいと思う。 攻城戦で威力を発揮した「臼砲」とは まず、我々一般人がおぼろげにイメージする「大砲」とは、以下の画像のようなものではないか。大砲を発射した場合、その砲弾は図にあるような軌道を描いて飛んでいく。これはい […]

芸能と文化
コスプレに豚食、新撰組は京都の治安維持だけでなく文化のイノベーションも担っていた?

江戸時代末期、新撰組が攘夷派や倒幕派から京都の街を守っていたことは広く知られている。勿論それが新撰組の第一の目的であったことに変わりはないが、図らずも彼らは、意外なところで幕末の日本に新しい文化を持ち込んでいた。 揃いの羽織り、豚食、そして銃。 ペリーが来航して以来、外国から持ち込まれる技術や文化に浮き足立つ日本。その中にあって、新撰組は国内発の文化をいくつも生み出した先駆け集団でもあったのである。 揃いの羽織が内外にもたらしたもの 新撰組といえば、まず思い浮かぶのが羽織。 浅葱色に袖口が白のダンダラ模様。この羽織の発案者は副長の土方歳三(ひじかたとしぞう)と言われている。歌舞伎演目の赤穂浪士 […]

芸能と文化
漫画「JIN-仁-」にも登場!激動の幕末に来日したアメリカ人医師ヘボンの功績

テレビドラマ『JIN-仁-』の原作は、スーパージャンプ(集英社)で連載されていた漫画である。 この漫画には、ドラマ以上に実在の人物が登場する。その中のひとり、アメリカ人医師のジェームズ・カーティス・ヘボンは主人公の南方仁との絡みもあり、シナリオ上の重要人物として描写された。 「ヘボン」と聞いて、大抵の人はヘボン式ローマ字を思い浮かべるだろう。これを開発したのは、もちろんヘボンである。が、彼はそれ以外にも日本で様々な業績を残したのだ。 「ヘボン」と「ヘプバーン」 まずは「ヘボン」という日本語表記について説明する必要がある。 これをアルファベットで書いた場合「Hepburn」となる。往年の名俳優オ […]

芸能と文化
幕府が恐れたのは黒船ではなかった!ペリーの秘密兵器「ボートホウィッスル砲」とは

ペリー艦隊は、当時の日本人から見れば恐ろしく巨大な大砲を持っていた。 とくにペリー提督が乗船していたサスケハナ号の150ポンドパロット砲は、当時最新鋭のライフル砲である。砲弾は椎の実型で、砲身内を回転しながら撃ち出される。それまでの大砲とは段違いの射程距離だ。しかも、パロット砲の砲弾内部には炸薬(さくやく/爆弾などに詰められる火薬の一種)が詰められている。 パロット砲を間近で見た日本人は、文字通り絶句した。 しかし、ペリーにとっての「切り札」はパロット砲ではなかったという説がある。 それよりも遥かに小型の、12ポンドボートホウィッスル砲が幕末日本を開国に向かわせたと言われている。 ランチに搭載 […]

芸能と文化
『日立 世界ふしぎ発見!』で放送。戊辰戦争に志願したフランス軍人と仏式伝習隊

今月25日に放送予定のTBS『日立 世界ふしぎ発見!』は、『幕末 日本で戦ったフランス人たち』というサブタイトルである。 戊辰戦争の頃の幕府軍に、フランス軍人も混ざっていた。しかも彼らは命令されたから戦ったのではない。自ら志願して銃を取ったのだ。 ハリウッド映画『ラストサムライ』のモデルになったフランス軍人たちは、徳川幕府の軍制近代化のために派遣された軍事顧問である。が、幕府軍に訓練を施している最中に戦争が始まってしまった。その軍事顧問団の数人が、榎本武揚と共に箱館に逃れた。 圧倒的兵力で進撃する新政府軍を前に、彼らは最後まで戦った。 徳川幕府を支援したフランス 19世紀中頃のフランスは、世界 […]

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