幕末

 

幕末に関する読み物

全22件
芸能と文化
これこそ戦場の女神だ!戊辰戦争でアームストロング砲より大活躍した「四斤山砲」とは

大砲には底知れぬ魅力がある。 特に幕末期の大砲は素晴らしい。バリエーションが豊富で、見る者を飽きさせない。アームストロング砲、パロット砲、ダールグレン砲、ボートホウィッスル砲、そして四斤山砲。 筆者は昔から思っているのだが、どうして学校の歴史授業で四斤山砲のことを教えないのか。戦国時代の火縄銃は教えるのに、四斤山砲はまるで無視。しかしこの兵器は日本という国において、欠かせない存在だ。 幕府軍も新政府軍も、四斤山砲を使用していた。まさに「戦場の女神」と呼ぶに相応しい活躍を遂げていたのだ。 鉄製と青銅製 四斤山砲はフランスで開発された兵器である。 砲弾重量は4kgで、だからこそ日本では「四斤山砲」 […]

芸能と文化
ジャパンに行けば一儲けできる!幕末の超お手軽小遣い稼ぎ「メキシコドル両替」が日本人を大激怒させた!

幕末日本は「黄金の国」だった。 これはあくまでも外国人から見た話で、当時の日本人が豊富な金を所有していたというわけではない。しかし、世界視野で見れば日本はお世辞抜きの「エル・ドラド」に違いなかった。 それは、日本の金銀の交換比率がまさに「ガラパゴス状態」だったからだ。外貨レートの隙間をついた「大金の稼ぎ方」は今も行われているが、幕末日本は貪欲なハゲタカの餌食になってしまったのだ。 ジャパンに行けば、どんな奴でも一儲けできるっっっ!! 人類は金銀と共に歩んだ ペリーの黒船来航は、日本を大きく動かした。いや、動かざるを得なくなったと書くべきか。 外国との国交を樹立する上で、まずやらなければならない […]

芸能と文化
あなたの自宅に眠っているかもしれない。幕末リボルバー「ル・フォショウ拳銃」とは

この記事を読んでいる方々、特に旧家出身の人に、ぜひお願いしたいことがある。 実家の倉庫、或いは蔵を開けてみよう。もしかしたら、筆者の大好きな幕末期の武器が出てくるかもしれない。 幕末は日本に外国製の武器が大量輸入された時代でもあるから、それにまつわる銃が今でも日本のどこかに眠っている。 中でもフランスで開発されたル・フォショウ(Le Faucheux)拳銃は、遺品拳銃として発見される可能性の高いものだ。戦時中の旧日本軍の拳銃とは違い、古式銃として登録できる点も魅力的な逸品。さあ、みんなでル・フォショウ拳銃を探そう! 特殊な金属薬莢拳銃 フランスのカシミール・ル・フォショウという人物が発明したピ […]

芸能と文化
戊辰戦争で名を馳せたアームストロング砲は、開発国では「お蔵入りの欠陥兵器」だった!?

幕末日本を舞台とするテレビドラマで度々登場する兵器、アームストロング砲。 それまでは攘夷に凝り固まっていた薩摩藩の考えを改めさせると同時に、佐賀藩の兵器製造のレベルを飛躍的に向上させた。戊辰戦争ではアームストロング砲が上野の彰義隊を壊滅させた、と言われている。 アームストロング砲は、この当時では非常に革新的な後装砲だった。 大砲も銃と一緒で、昔は前装即ち先込め式だった。砲口から発射薬、そして砲弾を込めて点火させる。しかしアームストロング砲は砲尾から砲弾、発射薬の順番に装填する。後者の仕組みのほうが、より早く次弾を発射させることができる。 だが、当の開発国イギリスでは「アームストロング砲は欠陥兵 […]

芸能と文化
新撰組50人を相手に孤軍奮闘!二刀流の新撰組元隊士・服部武雄ってどんな人?

「沖田の剣は猛者の剣、斎藤の剣は無敵の剣」と新撰組二番隊組長・永倉新八が喩えるほど、2人の剣は甲乙つけがたい。しかし、そう喩えた永倉や副長・土方の剣が、沖田・斎藤の後塵を拝したかというと一概にそうとも言い切れない。新撰組はそれほど精鋭揃いであったのだ。 慶応3年(1867)、そんな新撰組で「油小路事件」と呼ばれる内紛が勃発する。思想の違いから離隊した二刀流の元隊士・服部武雄は、40名とも50名ともいわれた新撰組を相手に孤軍奮闘。 たった7名の味方とともに剣を振るったが、さすがに多勢に無勢。最期は果てた服部だが、猛者の集まりである新撰組隊士の剣を受け続けた彼の太刀筋はいかなるものだったのか。また […]

芸能と文化
もしや拙者、騙された?定価の8倍でガトリング砲を購入した長岡藩家老・河井継之助

戊辰戦争は「珍兵器の見本市」だった。 もちろん、のちの兵器史に直接的な影響を与えたものもある。しかし中にはアメリカやヨーロッパで「ダメ兵器」と烙印を押された代物も大量に混ざっていた。もっと言えば、それらの兵器を日本に押し付けたのだ。 代表的なのはガトリング砲である。 長岡藩の家老河井継之助が戦場に投入したことでよく知られているこの兵器は、実は曰く付きのものでもあった。もしかしたら、河井は騙されていたのかもしれないのだ。 戦争の早期終結を目指したガトリング博士 ガトリング砲は、その名の通りアメリカのリチャード・ジョーダン・ガトリングという発明家が開発した製品である。 彼は医学博士号を取得している […]

芸能と文化
日本で初めてパンをつくり、たった8カ月でお台場を築いた男!稀代のエンジニア江川英龍伝説

「明治維新」とは何だったのだろうか? ヨーロッパ諸国が数百年かけて達成したことを、たった十数年で追随しようという行為。それが筆者の考える「明治維新」である。 たとえば、西洋式の大砲を作りたい。それには鉄を高温で熱して溶かす技術が必要だ。しかし江戸時代までの日本には優れた鍛造の技術はあっても、鋳造の技術は遅れていた。少量ならともかく、大量の鉄を加熱できるほどの溶鉱炉は存在しなかった。 ならば、それを建てよう……とは簡単には言えない。溶鉱炉を建てるには優秀なエンジニアが絶対不可欠である。 だが、幸いにも幕末日本には江川英龍という稀代のエンジニアがいた。 農地にそびえ立つ尖塔 韮山反射炉に行ってきた […]

芸能と文化
日本史上初のワイドショーコメンテーターは勝海舟だ!

ワイドショーは、何だかんだで情報拡散力がある。スマートフォンを使っていない人がSNSで大騒動になった話を知るには、ワイドショーを観るしかない。 だがそれにしたって、ワイドショーに出演しているコメンテーターは酷過ぎるのではないか? と筆者も時折思ってしまう。複雑な法律の話題に弁護士や元検察職員ではなく、なぜかオリンピック金メダリストがコメントしている。この人はまったくの門外漢のはずなのに、どうしてあんな堂々と語れるのだろう。 だが、ワイドショーをエンターテイメント番組と捉えれば、大事なのは「数字を取れること」だ。ガチの専門家よりも「辛口な巷のご意見番」のほうが、イエロージャーナリズムにとっては都 […]

芸能と文化
1年がかりで太平洋を横断!日本人で初めてイギリスに帰化した漂流民・音吉

江戸時代は、日本人が海外に渡航することは原則として禁止されていた。 しかし、日本は島国である。海に出た船が難破して外洋に流されてしまった……ということは度々あった。ジョン万次郎やジョセフ彦がそうだし、ロシアまで漂流した大黒屋光太夫という人物もいた。 尾張出身の船乗り音吉も、やはり乗っていた商船が遭難してアメリカ、そしてイギリスに渡航することになってしまった。が、この音吉はキリスト教の布教史に大きな足跡を残すことになる。 新約聖書の日本語翻訳に関わり、さらに日本人で初めてイギリスに帰化した。福沢諭吉の洋行の手助けもしている。一般的な知名度は決して高くないが、日本の開国に大きく寄与した人物、それが […]

芸能と文化
豊臣秀吉と西郷隆盛の運命を決めたもの、それは「木綿」だ!

豊臣秀吉と西郷隆盛。この両者に、実は意外な共通項があるのはご存じだろうか。 それは、彼らの人生の中で木綿が大きな作用を発揮したという点だ。 16世紀から19世紀まで、日本人は木綿と共に歴史を歩んだ。この期間の繁栄は木綿が下支えをした、というのはいささか言い過ぎか。いや、筆者はむしろ適切な表現と確信している。 しかし、秀吉は木綿と共に大出世した一方、隆盛は木綿と共に死んだのだ。 秀吉と木綿針 戦国一の出世頭・豊臣秀吉。彼は少年時代、諸国を放浪していたことがある。 もちろん、放浪するからには路銀を稼がなくてはならない。秀吉の場合は木綿針の行商をしていた。しかし、なぜ木綿針なのか? それは綿布産業が […]

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