日本文化の入り口マガジン和樂web
10月5日(水)
夜はあかん、朝考えよう(アンミカ)
日本文化の入り口マガジン 和樂web
日本文化の入り口マガジン 和樂web
10月4日(火)

夜はあかん、朝考えよう(アンミカ)

読み物
Culture
2022.08.31

胡散臭い?利用されただけ?中山崇演じる平賀朝雅の半生とは【鎌倉殿の13人】

この記事を書いた人

令和4(2022)年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』予習シリーズ人物編! 今回は(書いている時点では)ちゃんと予習だ! 平賀朝雅(ひらが ともまさ)殿!

▼ちょいちょい「復習」にもなっている、今までの流れはこちら!

平賀氏は、頼朝様と同じ河内源氏の一族。二代目棟梁・頼義(よりよし)公の3男・義光(よしみつ)殿だ。ここらへんは前にまとめてある。
ここでおさらい。河内源氏の系譜を3分で解説【鎌倉殿の13人】

学校の授業で聞いたかも? っていうような、他の○○源氏についても、リンク先で解説されているぞ!

こうした河内源氏の庶流を「門葉(もんよう)」といって、鎌倉殿の一門として他の御家人とは違う扱いをしていたんだ。……でも武田信義殿のように同じ河内源氏なのに門葉扱いされないこともあって……ややこしいんだけど、まあ、平賀氏は門葉で、その筆頭だったんだ。

平賀朝雅殿の半生

朝雅殿の母は、比企尼(ひきのあま)の娘。妻は北条時政(ほうじょう ときまさ)牧の方の娘だ。

まぁ、そんな感じだったから、頼家様の死後にガッツリ鎌倉の政争に関わっちゃうわけだなぁ。

朝雅殿の活躍は頼家様の死の前後。建仁2(1203)年の比企能員の乱で北条氏方として比企氏への攻撃に加わった。そして頼家様が追放されて実朝様が擁立されると「京都守護(きょうとしゅご)」として京へ赴任する。

京都守護というのは鎌倉幕府の役職で、在京している御家人たちを統率して警備や裁判を行い、朝廷との調整役や京都・鎌倉間の連絡役となった。のちの六波羅探題(ろくはら たんだい)の前身みたいなもんだ。

朝雅殿はこの頃には源氏の門葉というより、北条氏の縁者といった方がしっくりくる感じだったなぁ。だから利用されてしまったという見方もできるわけだが……。

平賀朝雅役、中山崇殿について

んん……? 中山殿? ……朝雅殿って享年は20代前半だったと思うけど……。随分思い切った配役だな。でもまぁ、大河ドラマで役者の年齢は在って無いようなものだし、実際に主役の小栗旬殿もドラマ序盤では10代前半の少年に見えたものな……。

朝雅殿が出て来たということは、畠山重忠(はたけやま しげただ)の息子・重保(しげやす)も登場するだろうし、そちらとの掛け合いも楽しみだ。

関連人物

主君:源頼朝源頼家源頼家源実朝

父:平賀義信 母:比企尼の娘
兄弟:大内惟信、他
妻:北条時政牧の方の娘

「鎌倉殿の13人」13人って誰のこと? 人物一覧

「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のこと。「鎌倉殿の十三人」は、鎌倉幕府の二代将軍・源頼家を支えた十三人の御家人の物語です。和樂webによる各人物の解説記事はこちら!

1. 伊豆の若武者「北条義時」(小栗旬)
2. 義時の父「北条時政」(坂東彌十郎)
3. 御家人筆頭「梶原景時」(中村獅童)
4. 頼朝の側近「比企能員」(佐藤二朗)
5. 頼朝の従者「安達盛長」(野添義弘)
6. 鎌倉幕府 軍事長官「和田義盛」(横田栄司)
7. 鎌倉幕府 行政長官「大江広元」(栗原英雄)
8. 鎌倉幕府 司法長官「三善康信」(小林隆)
9. 三浦党の惣領「三浦義澄」(佐藤B作)
10. 朝廷・坂東の事情通「中原親能」(川島潤哉)
11. 頼朝の親戚「二階堂行政」(野仲イサオ)
12. 文武両道「足立遠元」(大野泰広)
13. 下野国の名門武士「八田知家」(市原隼人)

ますます目が離せない!大河ドラマのおススメ書籍はこちら↓↓


眠れないほどおもしろい吾妻鏡―――北条氏が脚色した鎌倉幕府の「公式レポート」 (王様文庫)

書いた人

承久の乱の時宮方で戦った鎌倉御家人・西面武士。妻は鎌倉一の美女。 いわゆる「歴史上人物なりきりbot」。 当事者目線の鎌倉初期をTwitterで語ったり、話題のゲームをしたり、マンガを読んだり、ご当地グルメに舌鼓を打ったり。 草葉の陰から現代文化を満喫中。