妖怪・怪談

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異常気象は江戸時代にも。空から降ってきた恐ろしいものとは

「晴れの日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」そう言ったのは作家の吉川英治。晴れの日には晴れの日の良さがあり、雨の日には雨の日の良さがある。土砂降りの雨、しんしんと降る雪、雨上がりの虹……刻々と変わる空模様の下には、いつの時代も人びとの営みがあった。そう、砂や馬の毛や死体が降ってきた日にも、地上では人びとが暮らしていたのである。
馬場紀衣

母と弟を食べた山姥が…日本版赤ずきん『天道さんの金の鎖』が怖すぎる

誰もが知っているグリム童話『赤ずきん』。おばあさんのお見舞いに行った女の子が、おばあさんになりすましたオオカミに食べられてしまうも通りかかった猟師に助けられ、最後にはオオカミを懲らしめる。おなじみの童話である。

じつは日本にも、よく似た話がある。その名も『天道さんの金の鎖』。しかし登場するのはオオカミではなく、毛だらけの手に植物を巻いた山姥(やまんば)。しかも食い意地がはっていて、食べた相手も一人どころではない。優しい猟師は出てこないし、死んだ人間も生き返らない。そして結末は……
馬場紀衣

頭だけになっても主人を守る。踊り、戦い、詣る、昔話の「猫」の世界

猫は、不思議な生きものだ。人に飼いならされているようで、飼い主をこき使っているようにも見える。だいたい、動物でありながら人間の世界に入りこんでなお主体性を見失うことなく暮らしているというのも不思議だ。

化けたり祟ったり……猫にまつわる昔話といえば妖怪の類が有名だけれど、今回紹介するのは人間のすぐ隣で暮らす〈家猫〉たちの物語。飼い主も知らない飼い猫の知られざる姿を紹介しよう。
馬場紀衣

あなたにもう一度会いたくて。死者の姿を見せる香り〈反魂香〉とは?

馬場紀衣

覗き見ずにはいられない「日本の怪談」が世界を震わせた。モナコ国際映画祭W受賞『梵字 BONJI』制作秘話

幼い頃にテレビで見たり、絵本で読んだりした昔ばなしの中には、体が震えあがるような恐ろしい話があった。それでも薄目を開けて見てしまうような「怖いもの見たさ」も潜んでいて。写真家である浮辺奈生子(うきべなおこ)監督が撮った短編映画『梵字 BONJI』は、まさにその頃の感覚を思い起こす映画だった。
黒田直美

蛇に呪われた上杉謙信、蘇鉄にビビる織田信長! 戦国武将爆笑失敗エピソード集(怪異編)

Dyson 尚子

クイズ! 泳ぎのうまいカッパの「意外なもう一つの特技」って?

お鶴さん

河童のミイラを訪ねて佐賀県・松浦一酒造へ。その意外すぎるご利益とは?

Dyson 尚子

家に入るとお金持ちになれる? 空飛ぶ妖怪「金霊」の正体に迫る

馬場紀衣

全長150メートル!? “人魚の骨”を800年守り続ける龍宮寺を訪ねて

Dyson 尚子

【ペットも化ける!?】妖怪・猫又に代表される猫の妖怪伝説を一挙紹介!

日本三大妖怪とは?有名な妖怪・幽霊との違い・歴史も大紹介!

和樂web編集部

男と116回交わった幽霊も… 恐怖と妖艶の狭間に見える、多様な幽霊の姿

馬場紀衣

幽霊だって楽じゃない。ひとごとではない、恐怖の冥界住民登録制度とは?

馬場紀衣

死してなお美しく…中国の怪異・僵屍(キョンシー)の恐怖と悲哀

馬場紀衣

見えないものが見えるかも…異世界を覗く禁断の方法「股のぞき」と、その恐怖事例

馬場紀衣

借りたものを返さないと…死んでも取り立てに来る、討債鬼の恐怖

馬場紀衣

特効薬は謎の魚? 虫になった鬼が引き起こす〈伝尸病〉の正体とは

馬場紀衣

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