戦国武将

 

戦国武将に関する読み物

全188件
芸能と文化
戦国一のドケチ男・徳川家康が没落名家の当主山名豊国を絶賛した、たった一つの理由とは?

戦国時代は、大大名が没落する時代でもあった。 山名氏は室町時代中期までは日本史にも絡むほどの大勢力を誇っていたが、室町末期から安土桃山時代になると完全に小勢力になってしまう。大名としての山名氏は、山名豊国の時代で終焉を迎えた。 この山名豊国という人物は、最終的には豊臣秀吉や徳川家康に仕えることができた。敢えて「仕えることができた」と書いたのは、彼が豊臣にも徳川にも殺されず戦国を生き延びたという意味だ。 しかも、その教養の高さと下手なプライドを一切見せない謙虚さが両巨頭に認められ、大いに気に入られていたという。家康に至っては、豊国の忠義心と質素を重んじる性格を褒め称えていたほどだ。 強者に寝返り […]

芸能と文化
家康公、俺、西軍だけどいいんスか?朝鮮との国交回復のために生きのびた宗義智のガンバり

豊臣秀吉が九州征伐を開始した戦国時代末期。 父の隠居により家督を継いだ宗義智(そうよしとし)は、代々朝鮮との貿易で利益を上げてきた対馬(現在の長崎県対馬市)の地を引き継いだ。ほどなくして明国制圧を目論む秀吉から、朝鮮との仲介を指示される。 未曾有の出来事におどろいた義智は、父・義調(よししげ)に相談した。 「父上どうしましょう!」 「ああ、うん」 しかし、息子の要請に応じた義調は手腕を振る前に他界。 「父上ー!」 こんなやりとりがあったかどうかは定かでないが、今回は跡を継いだとたん次々と難題が降りかかった宗義智の半生を紐解いていく。義智と対馬藩の運命を固唾を飲んで見守っていこう。 秀吉のせいで […]

芸能と文化
「最後の一文」が肝!交渉術の達人・徳川家康に学ぶ、手紙の極意とは?

手紙ほど、その人となりを表すものはない。 「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」 これは、「本多重次(ほんだしげつぐ)」の妻へ宛てた手紙。簡素で非常に短い手紙として有名である。 重次は、徳川家臣団の中でも「鬼作左(おにさくざ)」と呼ばれた猛将。7歳のときに徳川家康の祖父に仕え、続けて家康までの3代を歴任。その公平で清廉な性格は、若き日の家康に多大な影響を及ぼしたとも。 先ほどの手紙は、ちょうど織田・徳川連合軍と、武田勝頼(かつより)率いる武田軍が対峙した「長篠の戦い」での手紙。どうやら陣中から出されたものだという。「お仙」とは、息子の仙千代のこと。家のこと、子どものこと、馬のこと。戦場 […]

茶の湯
10分の1に期間短縮?豊臣秀吉主催、800人参加の大イベント北野天満宮大茶会の謎!

ほんの少し前。コロナ禍での盆の帰省を巡って、あるSNSの投稿が話題を呼んだ。「帰省しないで欲しい」と真正面から頼めばいいものを。その婉曲すぎる表現に京都人の真意が分からないというのだ。 「京都は住みにくい」「京都人の言いたいことは分からない」。全国津々浦々からの苦情も、全て「京都あるある」の1つと片づけられる強引さ。ただ、京都人から言わせてもらえれば。その婉曲さが、そこはかとなくよい。これこそが、私たちの美徳なんだと信じていたりもする(私だけかもしれないのでご注意を)。 「京都は分かりづらいのう」 さて、あの人も、そう思ったのだろうか。 あの人とは、織田信長の夢を継いで実現した天下人、豊臣秀吉 […]

芸能と文化
8月30日いよいよ『麒麟がくる』!洗練された時代考証とドラマチックな脚本、人気の秘密を探る!

非常に完成度が高く、歴史ファンからも一般の視聴者からも愛される大河ドラマ『麒麟がくる』。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって撮影が困難になったため、6月7日に放送された第21回を境に放送休止に追い込まれました。制作陣は「麒麟がくるまでお待ちください」というメッセージを発し、歴代大河ドラマの名場面集などを放送してきました。 それも見ごたえがあり面白かったのですが、やはり『麒麟がくる』の続きが見たい。そう思っていた矢先の7月22日に「8月30日からの放送再開」が発表されました。再開までには総集編も放送されるということで、改めて「麒麟がくるの魅力」を整理。すでに視聴してきた方にも、再開から新 […]

芸能と文化
突然の嵐は祟りか…?築城の天才も降参した「伊賀上野城崩落」の謎

怪異とは何か。何度問いかけても、答えは分からない。 私自身、霊感はない。何かが見えたり……なんてこともない。けれど不思議な現象に遭遇することは、なぜか多い。 京都に住んでいた頃。近くの二条城の周囲をランニングコースにしていたことがある。ちょうど夜の23時頃だったか。その時間帯になると、二条城前の大通りは意外と交通量も少なくなる。2週目にさしかかり、少し息も上がってきたところで。大通りの信号は赤。スムーズだった車の流れが止まる。 心地よい静寂。 その瞬間、空気が震えた。二条城から「うおぉー」という何十人もの声と足音が聞こえてきたのである。まるで、戦場でのワンシーンのよう。合戦であげられる「鬨(と […]

芸能と文化
命より、夫との死を選ぶ。19歳で壮絶な最期を迎えた武田勝頼夫人の愛

山梨県韮崎(にらさき)市にある武田八幡宮。 この神社に、現在も所蔵されている1つの願文がある。和紙1枚に26行びっしり。571文字を書き込んだ必死の戦勝祈願の願文だ。 誰が奉納したかというと。 願文の最後の署名は「源勝頼うち」。 この「源勝頼」とは、武田信玄の跡を継いだ「武田勝頼(たけだかつより)」のこと。そんな勝頼に、当時わずか14歳で嫁いできたのが、北条氏政(うじまさ)の妹。同盟のための政略結婚であったとか。そして、この女性こそ、願文の主、勝頼夫人なのである。 愛情の示し方は人それぞれだというが。 特に、戦国時代の女性は、行動力がものをいう。夫の代わりに城を守る女性もいれば、夫と共に甲冑に […]

芸能と文化
逆賊イメージを払拭!俳優・村上弘明氏が「人間・明智光秀」を通して見る正義とは

仮面ライダー、銭形平次、必殺仕事人――。昭和時代のテレビを彩った、これらのドラマには共通点がある。いずれも、俳優の村上弘明さんが出演していることだ。前2作は主役を、必殺~でも主要な役柄を務めた。 平成生まれの読者には『恋はつづくよどこまでも』の主人公でドSの天堂浬をしのぐドSぶりで知られる父親、ラスボス万里といったほうが分かりやすいかもしれない。村上さんの守備範囲はそれほど広い。 数多くの出演作のうちでも、1996年に放映された大河ドラマ第35作『秀吉』で演じた明智光秀は、村上さんのその後の役者人生に大きな影響を与えたとされる。この役をどのように受け止め、どう向き合ったのか。『麒麟がくる』の放 […]

芸能と文化
戦国ののび太?最弱と言われる足利将軍の従弟・小田氏治

本姓は藤原氏、室町幕府第12代将軍・足利義晴の従弟にあたるなど、名士の家柄に生まれた常陸(現在の茨城県北中部)の戦国大名、小田氏治(おだうじはる)。世が世なら盤石の人生を歩んだかもしれない氏治だが、悲しいかな彼が生まれたのは実力がすべての戦国時代だった。 名君とよばれた父・政治(まさはる)の跡を継ぐも、下総の結城、相模の北条に攻められ居城・小田城を奪われる。その後、同じ常陸の佐竹にも負け、ついには越後の龍・上杉謙信に大敗北。とにかく負けに負けたが、そのたびに復活!不死鳥の如き氏治とはいったい何者なのか。 戦国最強は話題にのぼるが、たまには戦国最弱について語ってみるのはどうだろう。 氏治と戦った […]

芸能と文化
毛利元就の師匠・尼子経久とは?死してなお計略を練った恐ろしき戦国武将

中国地方の覇者・毛利元就にも「師匠」と呼べる人物が存在した。 それが尼子経久である。 16世紀前半、中国地方はふたつの大勢力が君臨していた。山陰の尼子と山口の大内だ。尼子といえば毛利に攻め込まれて滅亡に追い込まれた大名家という印象が強いが、それは毛利元就が晩年を迎えてからの話だ。経久が生きていた頃の尼子は、日本有数の勢力を誇る大名家だった。 そして経久という男も、まさに「計略の権化」と表現すべき怪物である。 尼子氏とたたら製鉄 もともとは名門京極氏の人質だった尼子経久。その京極氏に対して下剋上を目論んだが計画は上手く行かず、浪人に落ちぶれたこともある。 尼子氏は出雲守護代を任されている一族だ。 […]

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