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12,1月号2025.10.31発売

今こそ知りたい!千利休の『茶』と『美』

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生き物

全34件、1-18件を表示中

月のうさぎが作っているのは餅ではないかも? 伝説の起源と意外な友達も紹介

月にはうさぎが住んでいる。しかもそのうさぎ、餅をついているという。そんな伝承が日本には古くからある。
月を見たことは何度もあるが、月に住むうさぎの方には会ったことがないので事情は知らないが、うさぎはどうして餅をついているのだろう。それで生計を立てているのだろうか。というか、なぜ餅? 一説には、うさぎが作っているのは餅ではなく不老不死の仙薬ともいわれている。

今回紹介するのは謎に包まれた月兔の物語。餅つきするうさぎと仙薬を作るうさぎ。月にいるのは、どっちのうさぎなのか。いつから月にいて、どうして月にいるのだろう。
馬場紀衣

宮崎の最南端に「ウマの楽園」? 日本の在来馬「御崎馬」と絶景に出会う旅

車が1台。
歩く私たちを、ゆっくりと抜き去っていく。

それからしばらくして。
遥か先で車はゆるゆると止まり、そのまま動かなくなってしまった。
見ていると、運転席から1人の男性が慌てて降りてくる。
スマホ片手にくるりと振り向き、車の向こう側を背景にピースで自撮り。
数枚撮影した後、運転手はしばし立ち尽くしていたが、車内へ。

一体、何事かと思っていると。
今度はその車がそろりとバックしてくる。
止まったかと思うのも束の間、すぐにまたバック。その繰り返しだ。

そして、とうとう。
近くまで下がってきたところで、驚きの光景に目を奪われた。

──かわいい仔馬が、車に頭突きをかまそうとするシュールな姿

確かに、これなら車も衝突を避けて下がるしかないだろう。
ようやく一連の不可解な動きのナゾが解けたのである。
Dyson 尚子

あれもこれも「カエる」? 約1万のカエルが出迎える幸せの寺・福岡県如意輪寺【ダイソンの寺社探訪】

風鈴の音色に誘われるがまま。
足を踏み入れると。

ここにも。
あそこにも。

新緑の木々の間から見え隠れする、あの丸みを帯びた形。
大きいモノから小さいモノまで。

──そこは、カエルが集まる異空間でした
Dyson 尚子

犬がネコジャラシになる?! 中国版「花咲爺」の物語が想像を超えてきた

「枯れ木に花を咲かせましょう」の台詞でお馴染みの、日本を代表する民話『花咲爺』。主人公は人のいい老夫婦と飼い犬、それから隣に住む欲張りお爺さん。
日本ならではの物語かと思いきや、じつは中国にもよく似た話がある。その名も『狗尾草』。
設定も内容も花咲爺と似ているけれど、ラストでは犬がネコジャラシになるという、とんでもない展開をみせる。これには深い理由がある。花咲爺に隠された、知られざるもうひとつの物語を紹介しよう。
馬場紀衣

頭だけになっても主人を守る。踊り、戦い、詣る、昔話の「猫」の世界

猫は、不思議な生きものだ。人に飼いならされているようで、飼い主をこき使っているようにも見える。だいたい、動物でありながら人間の世界に入りこんでなお主体性を見失うことなく暮らしているというのも不思議だ。

化けたり祟ったり……猫にまつわる昔話といえば妖怪の類が有名だけれど、今回紹介するのは人間のすぐ隣で暮らす〈家猫〉たちの物語。飼い主も知らない飼い猫の知られざる姿を紹介しよう。
馬場紀衣

人間と結婚したり、祟ったり。ヘビ年の今こそ知りたい「日本人とヘビ」の愛憎物語

あきみず

チュウいして! 譲れニャい! 人間には止められなかった、猫vsねずみin江戸

馬場紀衣

「馬耳東風」の由来とは?関連する言い回しも馬目線で解説!

あきみず

鳥なのか? 犬なのか?「豊臣秀吉と羽犬伝説」の謎を追い、福岡県筑後市へ

Dyson 尚子

【ペットも化ける!?】妖怪・猫又に代表される猫の妖怪伝説を一挙紹介!

プレゼントはラクダ!? 出島の異国人を救った「丸山遊女」の実態

Dyson 尚子

厩図屛風を見てみると…馬のお腹の下に謎の綱? 日本の馬文化がおもしろい!

あきみず

「猫の手も借りたい」って、なんでネコが選ばれたの? ネコが怒りそうな語源の真実

あきみず

犬に魚に野菜まで…人間×人外の止まらない欲望を描いたエロチックな昔話

馬場紀衣

あの日の金魚は今も金魚か?【編集部スタッフが繋ぐ、日本文化の思い出】

和樂web編集部

兎の皮をはいだ男の末路は…。十二支の動物たちの奇妙奇天烈物語

馬場紀衣

大島紬の柄にもなった毒蛇「ハブ」。“守り神”と共に生きる、奄美大島の暮らし

Dyson 尚子

奄美の森でタイムスリップ? 生きた化石「アマミノクロウサギ」に出会った夜

この記事を書きながら、私は静かに「あの夜」のことを思い出す。 年代モノの4WDのジープ、それもフルオープンで漆黒の森をゆっくりと進んだ「あの夜」を。 10月某日21時。 私は、九州から南に380㎞に浮かぶ奄美群島最大の島「奄美大島」にいた。向かった先は、夜間に入山が規制されている「三太郎峠(さんたろうとうげ)」である。
Dyson 尚子

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