大河ドラマ『べらぼう』で注目。大奥はどこにあったのか? 江戸城大手門から本丸御殿跡を歩く
2025年の大河ドラマ『べらぼう』でも、たびたび登場した大奥のシーン。従来、大奥をテーマにした映画やドラマ、コミックなどでは、将軍の寵愛をめぐる、どろどろとした愛憎劇が描かれてきました。一方で大奥は、最高権力者である御年寄(おとしより)以下、一説に2,000~3,000人の女性たちが整然と立ち働く、機能的な組織でもあります。ここまでは、和樂webをご愛読の皆様にはおなじみの話かもしれません。和樂webには、そんな大奥にまつわる記事が豊富にあります。ところで……。
江戸城大奥が実際にどこにあったのか、現在どうなっているのか、についてご存じでしょうか。「江戸城跡は現在、皇居なので、立ち入りできない」と思っている人も時々いますが、大奥があった本丸跡は、自由に見学できます。ただし、当時の本丸御殿は現存しておらず、予備知識なしで訪れても、大奥の場所を特定することは難しいでしょう。そこで本記事では、現在の本丸跡において、かつての大奥の位置をおよそ把握するためのちょっとしたポイントと、江戸城の正門というべき大手門から歩いて本丸に至るまでの、かつての厳重な守りなどについても紹介します。当時の江戸城のリアルを、ぜひ記事上で疑似体験してみてください。