江戸時代

 

江戸時代に関する読み物

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芸能と文化
こんな奴らと貿易してたのか江戸日本人!?「オランダ東インド会社」は17世紀最強組織だった!

江戸時代の日本はオランダと交易していた、と言われている。 実はこの表現には、若干の間違いがある。「オランダ」という国と交易していたのではなく、オランダに支部のある会社と交易していたのだ。 17世紀、オランダ東インド会社(以下VOC)は世界最強の組織だった。この表現は誇張ではない。江戸日本人は、よくこんな連中と対等に交易できてたな……と思えてしまうほどのラスボス感満載の会社だったのだ。 17世紀の東アジアの命運は、オランダ東インド会社が握っていたといっても過言ではない。 本社を持たないVOC オランダ東インド会社は、もともとはヨーロッパの北海地方にある6つの会社が合併してできた組織だ。アムステル […]

日本美術
余は画家になる!平賀源内も絶賛した「絵描きの殿様」佐竹曙山

江戸時代は、その前の室町時代に比べたらかなり自由な時代だった。 従って、一国の殿様が芸術家になることもできた。出羽国秋田久保田藩8代当主佐竹義敦は、趣味が高じて本物の画家になってしまったのだ。それも下手の横好きではなく、一流派を作った。 余は画家になるんだ! 政事より絵画 1748(寛延元)年生まれの佐竹義敦が久保田藩当主になったのは、1758(宝暦8)年のことである。まだ子供だった頃に、父の急死を受けて殿様になった。 久保田藩は表高20万5000石だが、この時代は災難続きだった。飢饉が発生している上、秋田騒動という日本史上稀に見る経済事件のダメージを負っていた。この秋田騒動とは、久保田藩が銀 […]

芸能と文化
黒船来航を60年前に予言した男!自費出版で国防を説いた不屈の論客・林子平

ペリーの黒船来航は「突然の出来事」では決してない。 予兆はいくらでもあった。たとえば中国大陸で勃発したアヘン戦争は、明確なイギリスの侵略行動だった。当初、日本の幕閣は「どうせ清が勝つ。イギリス如きの小国など問題にならない」と考えていたが、蓋を開けてみれば最新兵器の火力で清軍は粉砕されてしまった。 また、それ以前に北からロシアが勢力を伸ばしていた。ロシア海軍との衝突も発生したが、淡路島出身の商人高田屋嘉兵衛の奮闘でどうにか最悪の事態を免れた。 19世紀の日本の周辺情勢は、徳川家康の頃のそれとはまったく異なる。その事実をいち早く察知し、徳川幕府と日本人に「国防の重要性」を説いた林子平という人物が存 […]

芸能と文化
徳川吉宗が約140億円つぎ込んだ日光東照宮社参 。65年ぶり復活の裏側に迫る!

初めて日光東照宮に訪れたのは、ちょうど5年前。 移住のために車で北海道を目指した時だ。その道中で、多くの観光名所に立ち寄った。 その中でも、忘れられない名所といえば。 こちらの日光東照宮。 旅番組でもお馴染みのあの社殿の数々。行く前からガイドブックを隅々まで読み込み、既に行った気になるほどの力のいれよう。それほどまでに事前準備をしたところで。いざ、絢爛豪華でありながら荘厳な雰囲気を持つ日光東照宮を目の前にすると。ただただ圧倒されるだけだった。 さすが「日光を見ずして結構と言うなかれ」。 途中で道から外れたとしても。なんなら遠回りになることさえ厭わない。たとえ、目的地と反対方向になってでも、やは […]

芸能と文化
戦争しか知らない男はどこへ行けばいいのか?海外移住した「失業武士」の悲劇、アンボイナ事件

江戸時代初期は、武士にとってはまさに苦難の時代だった。 戦争はもう勃発しない。が、代わりに徳川幕府が強権を振るうようになり、外様大名が次々に潰された。17世紀前半の日本では、浪人即ち失業武士が大量発生してしまったのだ。 いわゆる鎖国制度が完成する前、浪人たちは海の向こうを目指した。タイ、ベトナム、カンボジア、インドネシア。当時の東南アジアは海洋貿易で大いに繁栄していたため、各国から移民が集まっていた。 しかし、17世紀はイギリスとオランダが東南アジアに勢力を拡大していた時代でもある。この両国の対立に巻き込まれ、悲劇的な最期を遂げた日本人も存在する。 ヨーロッパ諸国が狙った「香料諸島」 今のイン […]

芸能と文化
これぞ奇石の人!3年間投獄されても研究に没頭した石マニア、木内石亭

石の上にも三年とはよく言ったもの。 木内石亭(きうち/きのうちせきてい)の人生は、これだけ愛されたら冷たい石も燃えるような熱を発するかもと思えてくる。 石亭は学者の家に生まれ、あの平賀源内とともに江戸で学んだ。そんな彼のあくなき石愛は、11歳のころ突如として発現したという。 罪に問われ投獄されても、石に没頭し続けた石亭が記した著書は、あのシーボルトも自著の中で紹介するほど。愚直なほどに生涯を石に捧げた石亭とは、一体どのような人物だったのだろう。 弄石ブームに乗り石に興味を持つ 石亭は享保9(1725)年、近江国志賀郡下坂本村(現在の滋賀県大津市坂本)に生まれたのち、幼くして母の生家である木内家 […]

芸能と文化
突然の嵐は祟りか…?築城の天才も降参した「伊賀上野城崩落」の謎

怪異とは何か。何度問いかけても、答えは分からない。 私自身、霊感はない。何かが見えたり……なんてこともない。けれど不思議な現象に遭遇することは、なぜか多い。 京都に住んでいた頃。近くの二条城の周囲をランニングコースにしていたことがある。ちょうど夜の23時頃だったか。その時間帯になると、二条城前の大通りは意外と交通量も少なくなる。2週目にさしかかり、少し息も上がってきたところで。大通りの信号は赤。スムーズだった車の流れが止まる。 心地よい静寂。 その瞬間、空気が震えた。二条城から「うおぉー」という何十人もの声と足音が聞こえてきたのである。まるで、戦場でのワンシーンのよう。合戦であげられる「鬨(と […]

芸能と文化
栄光から転落へ。大事件で13年間身の潔白を主張し続けた徳川家康の側近、本多正純の人生

相手の隙をついて失敗させることを、俗に「足をすくわれる」という。 あれ? それって「足元をすくわれる」じゃないのと思った方。ちなみに、その言葉は誤用です。平成28(2016)年度の文化庁の調査では、約6割の人が、間違って「足元をすくわれる」と思い込んでいるのだとか。 そもそも、「すくう」を漢字にすれば「掬う」に。これには「払う」や「払いのける」の意味がある。つまり、足を払いのけられて支えを失う様子を指して、このような表現になったというのである。 さて、歴史上、足をすくわれた方は数知れず。 今回取り上げる方も、本当に足を払いのけられ、中途半端に起き上がるくらいならと、そのまま転ぶことを選んだ人物 […]

芸能と文化
徳川家康の誘いを断固拒否。異国の美女「おたあジュリア」を待ち受けた残酷な悲劇とは

天下を取ったら、女性も思いのまま。 失礼ながら、この記事を書くまで、そんな勝手な思い込みをしていた。だって、相手は天下人。いかに無理難題な内容も、命令とあらば、歯を食いしばって耐えるのみ。 しかし、実際のところ。 そんな関係が成り立つのは、守りたいものがあればこそ。それでも、一番大事にしているモノが守れないとなれば。 徹底抗戦するしかない。 そんな決意を秘めて。歴史上、命をかけて拒絶した女性がいた。 その名も「おたあジュリア」 なんと、異国の女性である。 ちなみに、拒まれたのは、あの江戸幕府の礎を築いた徳川家康。天下を取るのみならず。うまく世襲制に移行させ、徳川家の治世を250年以上も続けさせ […]

芸能と文化
イケメン僧侶が関係を持った女性の数、なんと59人⁉︎「寺社奉公24時」事件ファイル

一瞬だけ、ショッキングなタイトルが頭に浮かんだ。 「性行為で死罪⁈」 どんな記事やねんと、書いている私も迷走しそうになりつつ。でも、じつは、これって、ホントの話。 そもそも、江戸時代の僧侶は、浄土真宗以外、妻帯を認められておらず。女性との性行為は「女犯(にょぼん)」と呼ばれ、重大な戒律違反となっていた。そして、江戸幕府の方針はというと、この「女犯」をおかす僧侶を、厳しく罰したのである。 またまた。厳しいといっても、まさか「死刑」とかじゃないでしょ? いや、じつに、そのまさかである。 「女犯」の僧侶は「死罪」。 その後、あまりの刑の厳しさに「遠島(えんとう、島に送ること)」に変更したのだが。それ […]

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