伝統芸能

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現代美術作家・杉本博司、能を書く ──「昭和の終わりの記憶」を刻印する 杉本修羅能《巣鴨塚 ハルの便り》が東京・喜多能楽堂にて2025年8月15日上演

和樂web編集部

新橋芸者衆にとって憧れの舞台「東をどり」。第百回を未来への架け橋に【尾上菊之丞インタビュー】

「東をどり(あずまおどり)」が、今年5月で100回目の開催を迎えます。東京を代表する花街(かがい)のひとつ、新橋の芸者衆による舞踊公演です。

新橋芸者の皆さんは、日々、一見(いちげん)さんお断りの料亭でお客さんをもてなし、歌に踊りといった芸を披露しています。「誰もが気軽に」がもてはやされる時代に、限られた人にだけに扉を開いてきたお座敷文化。そこで磨かれた「芸」と「綺麗」を、「東をどり」で観ることができるのです。

新橋芸者衆の踊りの“師匠”のひとり、日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞(おのえ・きくのじょう)さんに、「東をどり」の見どころをインタビュー。振付を手掛ける「お好み」に込める思い、新橋芸者衆への敬意、そして花柳界に身をおく者としての矜持と、だからこその歯がゆさとは。
塚田史香

歌舞伎町ホストが舞うのは…日本舞踊!? Smappa!Group手塚マキが挑む「日本文化」

給湯流茶道

独演会「風姿花伝」念願の京都で開催する、僕の想い。阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.24

東京・明治座で行われてきた阿部顕嵐さんの独演会「風姿花伝(ふうしかでん)」。第三期となる今年は、初めて京都で公演をする。なぜ京都に会場を移したのか、京都にどんな魅力を感じているのか、阿部さんに語ってもらった。

取材は2025年3月中旬に行った。 尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
連載 阿部顕嵐

大河ドラマ「べらぼう」で平賀源内の恋人も被った“野郎帽子”って何?【日本画家・木村了子のイケメン考察 】vol.6

突然ですが、あなたは「野郎帽子(やろうぼうし)」という言葉を知っていますか? なんだか野蛮で卑猥でドキドキするこのパワーワード。じつは野郎帽子、大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」でもよく見かけます。

いったい野郎帽子とは何なのか? イケメン日本画で大人気の木村了子さんに考察してもらいました。
連載 木村 了子

12年ぶりの抜擢昇進! 落語界期待の“新真打”つる子師匠&わん丈師匠に直撃

黒田直美

寄席ってどんなところ?「ボイメン」 本田剛文が名古屋・大須演芸場に体当たり取材!

日本の伝統文化を若い人たちにも伝えたいという情熱を持って、さまざまな日本文化に触れているBOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン、通称ボイメン)のメンバーである本田剛文(たかふみ)さん。弓道男子であり、現在は西川流で日舞を習うなど、日々努力も続けています。2024年にスタートした「日本伝統文化検定」の検定試験にも挑戦し、見事、2級に合格。ますます日本文化の裾野を広げてくれています。そんな本田さんに、地元名古屋で寄席(よせ)が楽しめる「大須演芸場」に潜入し、話芸の魅力をとことん取材してもらいました! 
黒田直美

急な代役ができるのが狂言師の強み! 野村万之丞が語る“古典の力”【狂言プリンス「笑い」の教室】vol.6

300年続く野村万蔵家で活躍する狂言師・野村万之丞(のむらまんのじょう)さん。【狂言プリンス「笑い」の教室】は、20代の狂言師が等身大の言葉で、狂言の面白さを語る連載だ。今回は、急遽代役をつとめたエピソードについて伺う。

尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる現代茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
連載 野村万之丞

ハサミ1本でインドへ⁉︎ 林家楽一が語る、寄席の名芸「紙切り」とロックな人生

みなさんは「寄席」というと、どんなイメージをお持ちですか。「落語家がたくさん出てくる場所?」と思う人がほとんどですよね。でも実際には、落語だけでなく、講談や漫才、手品や曲芸など、様々な演芸プログラムが楽しめる場所なんです。今回は、その中でも、紙を使った演芸「紙切り」をご紹介します。
黒田直美

25絃の箏が結ぶ古典と現代。箏曲家・中井智弥×日本舞踊家・尾上菊之丞、伝統文化の協奏

尾上菊之丞(おのえきくのじょう)さんは、日本舞踊家です。尾上流四代家元としてお弟子さんの指導にもあたる一方で、歌舞伎、花柳界、歌劇、アイスショーなど舞台の演出や振付にも携わっています。そんな菊之丞さんが「降り注ぐメロディにワクワクした」と惚れ込むのが、箏曲家の中井智弥(なかいともや)さんです。紡ぎ出すメロディは、古くからある箏の音色でありながら清新。菊之丞さんが演出をした新作歌舞伎『刀剣乱舞』では、中井さんの箏曲が話題となりました。実は中井さんは、一般的に「箏」と呼ばれる十三絃の箏とは別に、二十五絃の箏のプレイヤーでもあるのです。 2月には「源氏物語」がモチーフのオリジナル舞台、詩楽劇『めいぼくげんじ物語 夢浮橋』で共演するおふたりに、箏の表現の違いや新作歌舞伎での気づきを伺いました。
塚田史香

舞台は日常か非日常か。歌舞伎俳優・松本幸四郎×日本舞踊家・尾上菊之丞、伝統文化の“隣の芝生”

尾上菊之丞(おのえきくのじょう)さんは日本舞踊家として自ら舞台に立つ一方、家元としてお弟子さんを指導し、日本舞踊を軸に歌舞伎、新橋や先斗町の花柳界、宝塚歌劇団やOSK歌劇団、アイスショーなど幅広いジャンルの舞台に携わっています。そんな菊之丞さんが「兄のような存在」と話すのが、歌舞伎俳優の松本幸四郎(まつもとこうしろう)さんです。 幸四郎さんは現在、新橋演舞場にて歌舞伎NEXT『朧(おぼろ)の森に棲(す)む鬼』に出演中。2025年1月は歌舞伎座『壽 初春大歌舞伎』にて『陰陽師 鉄輪(かなわ)』や新作歌舞伎『大富豪同心』に出演されます。そのいずれの作品でも幸四郎さんと菊之丞さんは、演者、振付、演出など様々な形でクリエイションを共にされています。 日本舞踊と歌舞伎、隣りあう芸能の担い手としてお互いに“隣の芝生”をどのように感じているのでしょうか。おふたりの関係性を紐解く対談となりました。
塚田史香

“不仲”な三成の手紙の裏に「風姿花伝」を書いた!? 永青文庫の新発見資料がアツい!

給湯流茶道

“新喜劇”とは何なのか? 藤山扇治郎に聞く、昭和の人々を楽しませた”松竹新喜劇”の歴史とこれから

宇野なおみ

一生聞いていたい、歌人・馬場あき子さんの講義!「幽玄」の本当の意味って? 阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.18

ドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」で初の教師役にも挑戦、大活躍中の阿部顕嵐さん。20代の阿部さんが、日本文化を極める人々と自由に対談するこの連載。今回のお相手は1928年生まれの歌人、馬場あき子さんだ。キュートでパワフルな馬場さんのお話に、阿部さんは「一生聞いていられます!」と大盛り上がり。阿部さんが好きな世阿弥や千利休についても教えてもらった。

取材は2024年9月中旬に行った。 尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
連載 阿部顕嵐

人間の「生」を笑いで描く。日本舞踊家・尾上菊之丞×狂言師・茂山逸平、伝統文化の“隣の芝生”

尾上菊之丞(おのえきくのじょう)さんは日本舞踊家です。舞踊家として舞台に立ち、家元として指導にあたるだけでなく、歌舞伎、宝塚歌劇団やOSK歌劇団、アイスショー『氷艶』など幅広いジャンルの振付や演出を手掛け、日本舞踊の魅力を発信しています。そんな菊之丞さんが、京都大蔵流の狂言師・茂山逸平(しげやまいっぺい)さんと開催する二人会が『逸青会』です。2009年にスタートし古典作品の上演と、日本舞踊と狂言を融合した新作の発表を続けて15年。ジャンルの垣根をこえて創作を共にしてきたおふたりに、日本舞踊、狂言に感じる魅力と「はじめの一歩」をテーマにお話しいただきます。“隣の芝生”への嫉妬と敬意とは?
塚田史香

今、男性アイドルが日本舞踊の舞台に立つ理由。「BOYS AND MEN」本田剛文、三十の手習い

現在、東海圏を中心に活躍するボーイズグループBOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン、通称:ボイメン)のメンバーである本田剛文(たかふみ)さん。実家は江戸時代中期から続く、仕出し料理屋で、自身も日本文化や武道に関心が強い。今回は、本田さんが、現在、習っている日本舞踊について語っていただきました。ボイメンのステージで踊る激しいダンスとは対照的な日本舞踊にハマった魅力とは何だったのでしょうか。
黒田直美

丑の刻参りは今もある!? 語り継がれる呪いの儀式と物語

瓦谷登貴子

インスタも話題! 大槻裕一・成田奏・河村凛太郎、若手能楽師の人気講座を体験リポート

能楽を観たことがありますか?「興味はあるけれど、何となく難しそう」「能楽堂へ入るのに緊張する」など、第一歩が踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

そんな人たちに魅力を伝えたいと思っていたところ、若手実力派能楽師の人気講座があると知りました。東京と大阪で継続して開催するなか、新たに京都でも始まると知り、人気の秘密を探るべくお邪魔をしてきました!
瓦谷登貴子

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