「北斎の赤富士」をアップデート! 巨匠・杉本博司の「本歌取り」に見る、日本文化の真髄【松濤美術館】

美術館・博物館
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2023.09
29
美しい自然を愛で、移ろう季節に想いを託し、日本人の心を詠んだ和歌。古から受け継がれた歌に、自らの感情や事象を重ね、新たな歌を詠むことを「本歌取り」といいます。1000年以上の歴史の中で繰り返し行われてきた和歌の技法の一つである「本歌取り」は、日本人ならではの感性の伝授といえるのではないでしょうか。

2023.08
26
都内で「理想の世界」を体感できる、マインドフルネス文人画展覧会!?【泉屋博古館東京】
俗世間から離れた地で、だれにも邪魔されることなく自由に生きたい――。
そんな「隠遁(いんとん)」に、これまで多くの人が憧れてきました。
「文人画」と呼ばれる絵画のジャンルをご存じでしょうか?
文人とは中国の知識人で、彼らが自らのたのしみのため余技として描いた絵画が文人画。政治や社会のしがらみから逃れ、清廉な生活への憧れを表した文人画は、明時代から清時代にかけて発展し、日本美術にも取り入れられました。この文人画がまさに、隠遁生活への憧れそのものだったのです。

2023.04
28
彫金によって”命を刻み起こす”。金工作家・吉田泰一郎が生み出すポケモンたち
2023年6月11日(日)まで国立工芸館(金沢市)で開催中の「ポケモン×工芸展 美とわざの大発見」。日本を代表するさまざまな工芸作家が、ポケモンの世界観をそれぞれの作品に表現しています。
世界に誇る日本の技が、ポケモンたちと起こす化学反応はどのようなものなのでしょうか。そして作家たちはそこに何を表現しようとしたのでしょうか。
出品した20人の作家、72作品の中から、ここでは金工作家・吉田泰一郎さんとその作品を紹介します。

2023.04
28
命のやり取りをする刀剣に惹かれる。阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.1
歌やダンス、俳優としても活躍中の阿部顕嵐(あべ あらん)さん。阿部さんが好きな日本文化を語る連載がスタート。日本文化初心者の方には親しみやすく、情報通の方には新鮮な視点で楽しめる話を聞いていく予定だ。
尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。

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