展覧会レビュー

 

展覧会レビューに関する読み物

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日本美術
これだけは知っておきたい!大浮世絵展で学ぶ、超初心者が教養として身につけたい浮世絵10選

日本美術の代表として、国際的な知名度が非常に高い浮世絵。HOKUSAIの「グレートウェーブ」といえば欧米ではモナ・リザ級に有名な名画として知られています。 しかし一方で、肝心の我々日本人はどうでしょうか?浮世絵のことを知っているようであまり知らなかったりするのではないでしょうか?明治維新後、西洋化した生活様式を好むようになったわたしたち現代人から見ると、200年前の江戸時代は、ちょっとした異世界感すら漂っていたりしますよね。 また、浮世絵に多少興味はあったとしても、具体的に何をどう見たらいいのかわからない。美術館に行っても鑑賞の仕方がわからない・・・という人も案外多いのではないでしょうか?僕も […]

日本美術
2019年の「今年の漢字」は『令』! 過去の漢字が大集結した展覧会が京都で開催中!

いまや、年の瀬の風物詩の一つとなった「今年の漢字」。 清水寺の森清範貫主(かんす)が、大きく1文字の漢字を揮毫する姿を、テレビなどでご覧になった方も多いでしょう。 その「今年の漢字」が、今年で25周年を迎えることをご存じでしたか? それに合わせ、京都の漢字ミュージアムは、企画展として「今年の漢字展 ~今年の漢字25周年~」(以下「今年の漢字展」)を開催しています。今回は、この展覧会を紹介しましょう。 そもそも「今年の漢字」とは? 「今年の漢字」は、財団法人(現公益財団法人)日本漢字能力検定協会が、「漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環」として、平成7(1995)年に始めたも […]

日本美術
若冲の作品など花鳥画の傑作が集う企画展「花と鳥の四季~住友コレクションの花鳥画」

住友家随一の美術愛好家が遺した「住友コレクション」とは? 江戸時代前期から泉屋という屋号で銅山事業に携わり、近代に入って事業を拡大して関西財界の代表となった住友家。 住友家の代々当主は、美術品に対する造詣が深く、長い歴史のなかで多くの名品が集い来たりました。特筆すべきは、明治後半から大正期に第15代当主を務めた住友吉左衞門友純(号は春翠)が収集した、「住友コレクション」と呼ばれる美術品の数々です。 住友吉左衞門友純(住友春翠、1864~1926) 住友春翠は、中国古代の青銅器や洋画など幅広いジャンルの美術品を収集しましたが、生涯にわたり続いたのが書画の収集です。それは、主に円山四条派、ついで狩 […]

芸能と文化
2019年度文化功労者選出!少女漫画の神様・萩尾望都の妖しく哀しい魅力に迫る

少女漫画ファンにとって、萩尾望都は特別な存在。なかでも代表作といわれる「ポーの一族」は高い人気を誇ります。2016年には40年ぶりのシリーズ新作が発表され、2018年には宝塚歌劇団で舞台化と、世代を超えて愛され続けている名作です。デビュー50周年を記念して、2019年12月4日から16日まで「萩尾望都 ポーの一族展」が大阪で開催されます。初日には萩尾望都のトークショーがあり、300点以上の原画や資料など、ファンには見逃せない充実の展示。公開にさきがけて見どころをご紹介します。 少女漫画の神様と呼ばれる萩尾望都 萩尾望都は1969年にデビューして以来、SFからファンタジー、バレエもの、心理サスペ […]

日本美術
すべては円山応挙からはじまった! 京都で「円山・四条派」の系譜を概観せよっ!

江戸時代中期の京都画壇に彗星のごとく現れ、新興商人をはじめとする町人から絶大な人気を集めた円山応挙。そして、与謝野蕪村に師事したのち、応挙の薫陶を受けつつ独自の画風を確立した呉春。 この2人を祖とし、「円山・四条派」と称せられる画派の系譜をたどる展覧会「円山応挙から近代京都画壇へ」が、京都国立近代美術館で開催されています。 京都では約24年ぶりに公開の大乗寺襖絵 本展では、応挙・呉春の作品から、昭和初期に活躍した竹内栖鳳や上村松園の作品まで100点余りを展示。後期で入れ替わる作品も多いため、前期と後期で1回ずつ訪れる価値のある充実した内容となっています。 中でも白眉となるのは、国指定重要文化財 […]

日本美術
明治日本を席巻したアール・ヌーヴォー。それはパリ万博から始まった!

ヨーロッパでアール・ヌーヴォーの流行が頂点に達した1900(明治33)年は、パリ万博の年でもありました。 会期中に万博の会場を訪れた人の数は、約5千万人。その中には、西洋画研究のため当地に留学中の身であった浅井忠、そして洋画団体「白馬会」のメンバーである黒田清輝らの姿もありました。 会場では、アルフォンス・ミュシャの手によるボスニア=ヘルツェゴビナ館の室内装飾など、アール・ヌーヴォーの意匠が随所に見られ、彼ら日本人参加者は圧倒されます。おそらく誰よりも感銘を受けた浅井は、アール・ヌーヴォーの様式で描かれた商業ポスターを大量に日本に持ち帰りました。そして、帰国後に着任した京都工芸高等学校の図案教 […]

工芸
鐔って何?な人でも楽しめる刀装具鑑賞入門!超絶技巧と遊び心に胸キュン!

最近「刀剣女子」と呼ばれる若い女性達が、日本刀や刀装具人気の火付け役となり、ムーブメントを起こしているそうです。私はティーンエイジャーの頃、祖父と時代劇に熱中していましたが、刀はもっぱら武器として描かれることが多く、特に気に留めないで過ごしてきました。こんな刀や刀装具の知識が全くない私でも楽しめそうな催しが、大阪歴史博物館で開催中と知りました。「決定版刀装具鑑賞入門」をレポートします。 会場は大阪城のすぐ近く! 会場の大阪歴史博物館は、JR大阪駅から地下鉄谷町線に乗り換え「谷町四丁目」9号出口出てすぐ。アクセスの良い場所です。近くには大阪城があるので刀装具を見学するのにはぴったりですね! 高層 […]

芸能と文化
手がけた絵本なんと600冊以上!かこさとしはなぜ「絵」を描いたのか、その作家人生をひもとく

1926年に生まれ、2018年に92歳で逝去するまでの間に600冊を超える著作を世に送り出した、絵本作家の巨匠かこさとし(加古里子、本名は中島哲)。 この日本を代表する絵本作家を回顧する展覧会「かこさとしの世界展」が、各地を巡回しながら開催されています(現在、2019年11月18日まで京都市の大丸ミュージアム<京都>にて開催中)。 かこさとしといえば、『だるまちゃん』シリーズの印象が強いかもしれませんが、実はさまざまなジャンルの絵本を手がけました。本展では、そうした作品から精選し、初公開となる原画・下絵を含め一堂に会します。本展で展示されている作品をもとに、かこさとしの世界を紹介しましょう。 […]

日本美術
多彩なイベントで年々進化中!日本最大の公募展「日展」を楽しもう!【2019/改組 新 第6回】

日本最大にして国内No.1の公募展「日展」。毎年、新作が登場する東京展が始まる日は、テレビや新聞などで取り上げられることもあるので、たとえ美術ファンでなくても「日展」という名前自体は知っている、という人は多いのではないでしょうか。 しかし、ゴッホやモネといった西洋美術の巨匠の美術展には並んで見に行くことがあっても、日展をじっくり見て回ったことがある・・・という人は意外に少ないような気がします。 僕も、会社を引退した父が数年前から日展での入選を目指すようになったことがきっかけで、そこからはじめて日展を見始めました。最初は「公募展なんてそんなにいい作品ないんじゃない?」と斜に構えていたのですが、じ […]

日本美術
ゴッホ展の決定版!世界中の名品でゴッホの驚異的な進化を味わおう!【展覧会レポート/ゴッホ展2019】

ヨーロッパから地球を半周するくらい遠く離れているのに、今日も全国各地で山ほど西洋美術展が開催される極東の最果ての国・日本。特に「上野」という街は本当に凄い。なんせ世界中から名品を集めて巨匠中の巨匠・ゴッホの大規模展を3年連続で開催してしまうのですから。 まさに西洋美術ファンにとっては贅沢すぎる環境にある近年の日本ですが、2019年のゴッホ展もまた、アートファンの期待を裏切らない見事な展示が待っていました。そこで、今回は現在上野の森美術館で開催中の「ゴッホ展」について、様々な角度から注目点を紹介していきたいと思います! 2019年のゴッホ展は何が見どころなのか? ここ数年、毎年のように上野で大型 […]

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