展覧会レビュー

 

展覧会レビューに関する読み物

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日本美術
日本文学を進化させた!「かな」の名作が一堂に会する『古筆招来』展レポート【埼玉】

埼玉県の遠山記念館で、9月14日より「古筆招来(こひつしょうらい)」展が開催されています。古筆は、「平安から鎌倉時代にかけて書かれた和様(わよう)の名筆」のことをいいます。 趣のある、遠山記念館の入り口。ここは日興證券(現SMBC日興証券)の創立者・遠山元一の旧居(重要文化財)で、敷地内の美術館施設でも、重要文化財6点を含む美術・工芸品を公開。 遠山記念館は2018年春に展示施設の改修が終わり、この秋はじめて特別展を開催。本展は、館外所蔵家から、重要文化財を含む名品を借用しておこなうプレミアムな展覧会になります。 古筆展もとても味わい深いのですが、美術館施設に隣接する「遠山邸」(重要文化財)も […]

アート
おかえりなさい!世界を魅了する日本の竹工芸の里帰り展!

日本初公開!『竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション―メトロポリタン美術館所蔵』@東京国立近代美術館工芸館に行ってきました! オンナはいつだって籠が好き♡──ファッション雑誌などで使われがちなコピーですが、別に女性に限ったことではありません。日本人は昔から籠、特に竹籠を日用品として愛用していました。日々使うものだからこそ、明治・大正時代の美術工芸界では、竹工芸はワンランク下に見られていたというせつない過去も(涙)。しかしながら!その後の籠師たちの活躍により、大正から昭和にかけて竹工芸は芸術の域へと高められ、海外からも高い評価を受けていきます。 9月13日より東京国立近代美術館工芸館で […]

アート
ダンサーだから気がついた!「手」から読み解く日本文化

踊っているとき、文字を書いているとき、私は自分の手を見ている。手が自由に動くさまを眺めている。ダンサーだった私にとって、両の手はただ似ているというだけではない。片方がもう一方と協力して働いている。もしどちらか一つを失えば、たちまちもう一方は困難に陥るだろう。手は、体を支えたり移動するときにだけ使うのではないからだ。五本の指、先端に生えている爪、複数の関節が機能するといった特徴が身体表現を可能にしてくれる。 この手は精巧な蝶番関節で手首と結ばれている。五つに分岐した骨と、多数の小さな骨によって組み立てられている。近くから見ると、厚い手の甲は山々とし、掌はくぼんでいる。この手は、柔らかくも固くもな […]

日本美術
仏像ファン必見!「奈良大和四寺のみほとけ」は古仏の凄さを体感できる特別企画!

仏像見るなら「京都・奈良」・・・とひとまとまりにされがちな昨今。最近は京都だけでなく、近鉄特急で奈良まで足を伸ばし、興福寺・東大寺を見たり、ならまちをぶらぶらと歩く方もずいぶん増えてきました。休み明けの月曜日なんかに職場の同僚に「奈良行ってきたよ」と言うと、なんだか急に仏像通になったような気もしてきますよね。 しかし!奈良は広いのです!興福寺や東大寺だけが奈良の本当の実力ではありません!それよりもはるか南方に、平安時代以前に建てられた屈指の寺社旧跡があなたの訪問を待っているのです!そう、一度奈良に足を踏み入れたら、どんどん奥へ奥へと誘われていくのです。 そこで、「奈良市内の次にどこに行こうかな […]

工芸
陶器?磁器?六古窯って何だろう? 日本のやきものの歴史を辿ると全てが分かった!

日本各地の存在する「やきもの」の窯の特徴には、その歴史が大きくかかわっています。やきものとはいったいどんな歴史をたどり、どう発展してきたのか――。 出光美術館の主任学芸員として人気の陶磁器展を手がけた荒川正明さん(現在は学習院大学日本美術史教授)に、陶磁器の始まりから発展について優しく解説していただきました。※「和樂」2006年5月号の記事より抜粋。 大壺 常滑窯 平安時代後期 出光美術館 ※「六古窯―〈和〉のやきもの」展に出品 日本でのやきものの始まりは・・・ 日本には縄文時代から1万年以上のやきもの歴史があり、最も古いものは縄文時代の土器です。 日本のやきものの転換点は、より硬質な須恵器の […]

日本美術
AmazonやNetflixでも!自宅で楽しめるアート映画を10作品選んでみた

ここ数年、VR技術の発達、ネット配信の普及などにより、映画館や自宅で、映像作品を通してアートを楽しむ機会が増えてきています。特に、アメリカ・ハリウッド以外で制作されたアート関連の良質な伝記映画やドキュメンタリーが、配信やDVD/ブルーレイディスクといった形で手に入りやすくなってきているのは、アートファンには喜ばしいことですね。そこで、本稿では「アート・美術」を題材にした非常に多くの映画の中から、特にオススメしたい良作と名作を厳選して紹介してみたいと思います。今回は、 ・AmazonやNetflix等大手メディアでネット配信されている ・または、DVDやブルーレイディスクが絶版になっていない ・ […]

茶の湯
大阪市立東洋陶磁美術館、マリメッコ茶室は400年の時を超えた奇跡のコラボだった

若い女性を中心に、世界中で愛されている「Marimekko(マリメッコ)」。ブランド名は知らなくても、ケシの花をモチーフにした「Unikko(ウニッコ)」のデザインを目にしたことのある人は多いことでしょう。このマリメッコのファブリックを取り入れた斬新な茶室が大阪に誕生したと聞き、会場へと出かけました。 マリメッコとは? テキスタイルブランドとして知られるマリメッコは、アルミ・ラティアにより1951年にフィンランドで創業。それまで見られなかった鮮やかな色彩と力強くユニークなデザインは、次第に世界で注目を集めて現在に至ります。ファションアイテムから、食器やテーブルクロスなどキッチンアイテムまで多種 […]

芸能と文化
アンティーク着物が可愛すぎ!弥生美術館&竹久夢二美術館展覧会レポート

ファッション雑誌を見て可愛いコーデを真似したり、小物使いを参考にしたり…それは洋服だけじゃなく、着物も同じ。 東京都文京区にある弥生美術館・竹久夢二美術館では、2019年7月5日(金)から9月29日(日)まで、合同企画展『アンティーク着物万華鏡 ―大正~昭和の乙女に学ぶ着こなし―』が開催中です。 「オシャレって楽しい!」という、いつの時代も変わらない乙女心を、当時の装いを描いた絵や、コーディネートを再現したトルソーなどで紐解くことができる本展。 オシャレ好き&着物好き必見の展覧会なので、早速見所をチェックしてみましょう! 当時のファッションリーダーは抒情画家!? 弥生美術館と竹久夢二美術館は隣 […]

工芸
今「やきもの」が熱い! 2019年夏に陶磁器を楽しめるオススメ展覧会10選!

2019年のゴールデンウィークは、ある「やきもの」の展示を巡ってちょっとした異変がおきました。熱心なファンならご存知かと思いますが、世界に3つしかないと言われる瑠璃色に光るお茶碗、国宝「曜変天目」が3碗同時に別々の美術館で公開されたのです。1碗だけでも話題性十分なのに、3つ同時に見られるとなったものだからもう大変。それぞれ公開されたMIHO MUSEUM、静嘉堂文庫美術館、奈良国立博物館ともに、このお茶碗を見るためだけに長蛇の列ができたのでした。 筆者も実はそのうちの1つを見るため、滋賀県の山深くまでMIHO MUSEUMに駆けつけたのですが、見事に70分待ち。もちろんここまで来たからには引き […]

茶の湯
押忍!原三溪!日本美術を救った天才コレクターは生き方もすごかった!

何ができるかを考え抜いた原三溪 横浜美術館で開催中の「横浜美術館開館30周年記念 生誕150・没後80年記念 原三溪の美術 伝説の大コレクション」展。この展覧会は、原三溪(はら・さんけい)を「コレクター三溪」「茶人三溪」「アーティスト三溪」「パトロン三溪」という4分野にわけ、ゆかりの美術品を通じてを彼の全貌に迫るという構成をとっています。そこで、和樂webを代表してわたくし植田が「すごく迷うけれど、コレだけは絶対観るべし!三溪翁の至高の逸品」について、先述の各分野から1点ずつ推薦したい、ということで、まずは前回「コレクター三溪」「茶人三溪」パートのオススメの作品をご紹介しました。 →前回の展覧 […]

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