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ポケモン紋様の装束も! 木村容堂さんに聞く、大相撲「行司」の世界・後編

力士の熱戦はもちろん、勝負を裁く行司がいてこそ、取組が大いに盛り上がる日本の伝統文化「大相撲」。三役格行司の三代木村容堂さんのお話しとともに、伝統文化を支える行司の世界を前後編にてご案内します。
森 有貴子

行司になるには?階級ってあるの?木村容堂さんに聞く、大相撲「行司」の世界・前編

コロナ禍による社会制限がなくなり、日本全国いたるところで賑わいが戻ってきています。大相撲興行も言うにおよず、最近は満員御礼の幕が下りぬことはありません。長年の好角家をはじめ、Netfilixの話題ドラマ『サンクチュアリ』で相撲ファンになったZ世代、諸外国からのゲストなど、年齢や国籍を超えてさまざまなひとたちが、本場所へと詰めかけています。相撲は力士が主役であるものの、力士だけでは成り立ちません。勝負を裁く行司という存在があってこそ観客を沸かせる取組が生まれます。三役格行司の木村容堂(きむら・ようどう)さんのお話しとともに、日本の伝統文化である大相撲を支える行司の世界を前後編にてご案内します。
森 有貴子

サムライ出身の絵師・鳥文斎栄之とは? 美人画の大家の作品と生涯

浮世絵師と聞けば、パッと思い浮かぶのは、葛飾北斎や東洲斎写楽、歌川広重などでしょう。蔦屋重三郎に見いだされ、大首絵の美人画を描いて一大ヒットを飛ばした歌麿も、江戸時代を代表する浮世絵師の一人として語られています。

しかし同時代に美人画を描き、人気を誇った鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし)を知る人は少ないのではないでしょうか。武士から浮世絵師となった異色の経歴の持ち主で、浮世絵版画(錦絵)だけでなく、肉筆画にも素晴らしい作品を残している栄之。そんな彼がどのような経緯で浮世絵師になったのか。現在、千葉市美術館で開催中の『サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展』を担当した学芸員の田辺昌子さんにお話を伺いながら、知られざる浮世絵師の生涯に迫ってみました。
黒田直美

天才が描くグロテスクとエロティシズム。デンマーク人キュレーターが「武田秀雄」に注目する理由

浮世絵や創作版画・新版画などの魅力について、コペンハーゲンを拠点に発信しているキュレーターでアートディレクターのマリーヌ・ワグナーさん。イギリスの美術出版社やオークション業界での勤務経験を持つ彼女に、日本の浮世絵・版画の文化を北欧の視点から読み解いてもらいました。
マリーヌ・ワグナー

北斎漫画とは? 64年にわたり刊行された”大ベストセラー”のすべて

黒田直美

イギリスは子どもに日本文化をどう伝えている? ロンドンで開催中Japan: Myths to Manga展【Young V&A】

2023年にリニューアルオープンしたイギリス・ロンドンの子供博物館「Young V&A」で、初の企画展「Japan: Myths to Manga (日本:神話からマンガへ)」が、2024年9月8日まで開催されています。
ウエマツチヱ

春画コレクターが美術館を設立! 巨匠も描いた春画の魅力を超解説

黒田直美

今年の書初めは、自分が気持ちよく書くことを目標に【彬子女王殿下が次世代に伝えたい日本文化】

連載 彬子女王殿下

屏風が現代に蘇る! 田名網敬一のスペシャルテクニックを「プラダ」で目撃

浮世離れマスターズ つあお&まいこ

知られざる「床の間」の悲劇! 日本画家の死闘バトルが面白い【泉屋博古館東京】

あなたのお住まいに、床の間はありますか? ご自宅に床の間がなくても、旅館に泊まったりして掛け軸や壺が飾ってある床の間を見ると「日本の伝統、いいなあ」などと思う方もいるだろう。しかし、じつは大正デモクラシーの時代、床の間を激しく叩くガチ勢がいたらしい。なぜだ? 日本画に詳しい、泉屋博古館東京(せんおくはっこかんとうきょう)の主任学芸員・椎野晃史さんに聞いてみた。

尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる現代ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
給湯流茶道

フランク・ロイド・ライトが目指したもの~帝国ホテル二代目本館100周年を機に考察する

20世紀を代表する建築家、フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)は、美しいデザインやその土地の特性を活かした有機的な建築、周囲の環境も含めたランドスケープなど、常に世界の注目を集めてきました。2019(令和元)年には、彼の設計したアメリカの建築物が「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」として、世界遺産にも登録されています。そして浮世絵を代表する日本美術の素晴らしさにも傾倒し、コレクターとして多くの作品を蒐集しました。フランク・ロイド・ライトが建てた帝国ホテル二代目本館が100周年を迎え、大回顧展も開かれる2023(令和5)年、改めて彼の足跡を追います。
黒田直美

写真家ソール・ライターの蔵書がおもしろい!書籍編集チームによる3つの新発見

ソール・ライターという写真家をご存知ですか? 1950年代よりファッション・フォトグラファーとしてニューヨークで華々しく活躍しながら、80年代以降は自ら表舞台を去り、ストリート・スナップの撮影に没頭。83歳で刊行された初の写真集『Early Color』(シュタイデル社刊)で注目を集め、「カラー写真のパイオニア」として再び脚光を浴びます。
磯貝晴子

焼き芋屋に書かれた謎の文字「十三里」ってどういう意味? 江戸時代の洒落が面白い!

お鶴さん

人生のベテランを元気に! 横尾忠則の境地「朦朧体」の表現とは【寒山百得展】

小川 敦生

あの酒井抱一が、ペンネーム「尻焼猿人」でセクシーな狂歌を詠んでいた?

給湯流茶道

まるでスーパー銭湯!古代ローマと日本のアツすぎるお風呂文化【テルマエ展】

浮世離れマスターズ つあお&まいこ

えっ、あの有名絵師も!? 春画を描いていたのは誰?

瓦谷登貴子

最新テクノロジー×伝統工芸! キヤノン「綴プロジェクト」作品展、至宝の8作品が一堂に

最新のイメージング技術と伝統工芸を融合し、日本の「至高の美」を遺す——。

東京・港区の「キヤノンギャラリーS(品川)」で10月11日から11月16日にかけて開催される作品展「高精細複製品で綴る日本の美」は、キヤノンの最新イメージング技術を伝統工芸と融合させて生み出した、我が国が世界に誇る貴重な文化財の「高精細複製品」が一堂に会する展覧会です。

作品展の背景となっているのは、キヤノンならびに特定非営利活動法人 京都文化協会が2007年にスタートさせた「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)です。同プロジェクトがどのような取り組みなのか、さらに、最新技術と伝統工芸の技を融合させることで何が生まれるのか。「綴プロジェクト」の狙いに迫ります。
PR 和樂web編集部

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